検診・検査から探す
大腸がん検診とは、大腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎などのリスクを調べる検査コースです。死因1位のがんのなかでも大腸がんの死亡数は上位のうえ、増加傾向が指摘されています。その兆候とらえるために、「下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)」や「便潜血反応検査」が用いられます。 昨今は、大腸CT検査(仮想大腸内視鏡検査)を実施する大腸がん検診もあります。炭酸ガスで大腸を拡張させ、受診者の体外から撮影します。
メンズドックとは、全身の健康状態をチェックする基本的な人間ドックに、男性特有の前立腺がんを調べる検査項目が追加された検査コースです。前立腺がんは増加傾向にあります。そのリスクを評価するために、血液検査の一種である腫瘍マーカー検査が主に用いられます。 前立腺がんにかかると血液中に増えるPSAをチェックする検査項目です。また、前立腺超音波(エコー)検査や前立腺MRI検査を実施するメンズドックもあります。
レディースドックとは、全身をチェックする人間ドックに、乳がん検診・子宮がん検診が追加された、女性向け検査コースです。乳がん・子宮がんは女性特有のがんとされ、女性医師・女性検査技師による対応もよくみられます。 乳がん検診では乳房X線検査(マンモグラフィ)・乳腺超音波(エコー)検査、子宮がん検診では子宮頸部細胞診の設定が基本です。経腟エコー検査を実施し、子宮体がん・卵巣がんも調べるレディースドックもあります。
乳がん検診とは、乳がんリスクを調べる、女性向けの検査コースです。女性にとって乳がんは、がんと診断される人数で1位なのです。そのため乳がん検診の定期受診は、本人にも社会全体にもプラスになるとされています。 検査項目には、乳房X線検査(マンモグラフィ)や乳腺超音波(エコー)検査が主に用いられ、女性医師や女性検査技師が担当するケースもよくあります。昨今は、乳房専用PET検査を実施する乳がん検診もあります。
関連する検査から探す
子宮がん検診とは、女性特有の子宮がんを調べる検査コースです。子宮がんは、子宮の入り口付近に発症する子宮頸がん・子宮の奥にある本体部分に発症する子宮体がんに分けられます。子宮がん検診では、子宮頸がん単独または両方のリスクを調べることが一般的です。 子宮頸がんは、子宮頸部細胞診、(子宮頸がんの原因となるHPV感染を調べる)HPV検査で調べ、子宮体がんは、経膣超音波(エコー)検査や子宮体部細胞診で調べます。