噛み合わせが悪いと頭痛や肩コリが起きる《ウソなの?ホントなの?》

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噛み合わせが悪いと
頭痛や肩コリが起きる

噛み合わせが悪いと、いわゆる顎関節症を起こしやすいことは有名だ。
顎関節症とは、あごの関節(顎関節)の異常やその周囲の筋肉が緊張して硬くなるもの。
顎関節症の代表的な症状としては、
・(あごを動かすとき)あごが痛む
・口を大きく開けることができない
・あごを動かすと音がする
などだが、そのほか口を完全に閉じられなかったり、肩コリや首のコリ、頭痛、背部痛、腰痛などを起こすこともある。
この顎関節症、かつては歯のかみ合わせが一番の原因と考えられていたが、最近の研究では、他にも歯を強くくいしばる癖や歯ぎしり、ストレス、悪い姿勢、三叉神経痛の一種などいろいろな原因があることがわかってきている。
慢性的な肩コリや頭痛がある人で、あごの痛みや違和感を感じる人は、一度、歯科や口腔外科で相談してみるとよい。

なで肩の人は
肩コリを
起こしやすい

なで肩の人は、肋骨が水平よりもやや下向きかげんのため、肋骨と鎖骨とのすき間が狭くなっている。そのために、その中を通っている神経や血管が圧迫されやすく、肩コリなどの障害が起こりやすい。
神経や血管の圧迫が強くなると、肩コリだけでなく、手のしびれや重圧感などを感じることがあり、医学的には「胸郭出口症候群」とよばれることもある。
なで肩の人で、肩コリに悩まされているときには、首や肩、背中などの筋力のアップを図ることが大切だ。

 

○肩コリはなぜ女性に多い?○

肩コリを訴えるのは、圧倒的に女性が多い。これは女性は、男性に比べて筋力が弱い点が理由として考えられる。ボウリングのボールほどの重さを持つ頭を支えることにより、骨格がきゃしゃで、弱い筋力しか持たない女性に筋肉の緊張が起こるのは仕方がないことだろう。そのうえ、女性はなで肩が多く、「胸郭出口症候群」を起こしやすい。
そのほか、女性に多い「冷え症」も肩コリの一因になっている。

若くても
四十肩
五十肩になる

 

よくいわれる四十肩、五十肩というのは正式名称ではない。正式には「肩関節周囲炎」という病気で、肩の関節の周囲に炎症が起きるもの。腕を持ち上げたり、腕を後ろに回そうとすると肩周辺に痛みが走るというのが主な症状だ。関節の老化が一因となるこの病気、40〜50代の中年以降に起こりやすいことから、四十肩、五十肩と呼ばれるようになった。
ただ、40〜50代に多く発生しやすいというだけで、20代や30代の若い人や、逆に60代以降の人には起こらないわけではない。若い人でも、肩関節を使いすぎたり、筋肉が弱ければ、起こる可能性はある。特に、日頃から運動不足で関節を支える筋肉が衰えている人は要注意だろう。

○四十肩、五十肩の治療法のポイント○

●発病直後は腕を動かさないように
●発病後しばらくは湿布や氷のうで冷やす
●症状が落ち着いてきたら温湿布
●徐々に腕を動かす運動
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