若さを取り戻すVol.6《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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ストレスが多いと
早死にする

ガンになりやすい職業ワースト5というのがある。(日本笑い学会理事で医師の昇幹夫著 「笑いの研究」 より。このデータは生命保険会社の資料に基づいている)20歳から50歳までの首都圏・近畿圏に住む人50万人について調査したところ、ワースト5は以下のとおりである。
これらの職業は、いずれもストレスの多いことが共通項と言える。多忙のため、不規則な生活、少ない睡眠時間、カラダに異常を感じても休めない、病院にも行けないといった環境に原因があるようだ。
タクシーの運転手さんは、24時間労働後に1日休みがあるという不規則な生活のうえに、交通渋滞によるイライラなどが重なってくる。
金融機関職員や商社員も朝早くから夜遅くまで業務をこなし(特に国際取引は日本の深夜に行われる)、夜の接待、休日のゴルフなど、カラダを休める時間もなさそうである。
ストレスとガンとの関係については、ストレスによってガン細胞を抑制するNK細胞の活性が低下することが影響していると考えられている。

魚を食べる
長生きする

 

エスキモーは太っているのに心筋梗塞が少ない。また、日本人は疫学的に長生きであることが知られている。その共通点は、「魚を摂取する」ことにあり、そこから魚と長寿の関係が研究されるようになった。
魚の油の中には、肉にはないDHA、EPAというオイル(フィッシュオイル)が含まれている。このフィッシュオイルは化学構造から、ω(オメガ)3オイルとも呼ばれる。
フィッシュオイルは中性脂肪を減らし、内皮細胞といわれる血管を裏打ちする細胞の機能を助けたり、細胞血小板の凝集(血液が固まること)を抑えることがわかっている。
1999年にランセットという権威ある医学雑誌では、フィッシュオイルの摂取が死亡率と突然死を減らしたと報告している。また、不整脈を抑えたり、動脈硬化を抑制したりする効果も続々と報告された。
心臓関係ではもっとも権威あるアメリカ心臓病学会(AHA)は、持病に心臓病がある人は、毎日1gのフィッシュオイルをとることを推奨している。

脈が速い動物
寿命が短い

 動物学者の本川達雄の著書 「ゾウの時間、ネズミの時間」 (中央公論新社)という本が話題になった。それによると、哺乳類は体重と寿命が比例しており、その寿命を決定するのが生涯に打つ心拍の総数であると言う。
すなわち、巨大な象は心拍が遅いので長生きする、小さなネズミは心拍が速いので(毎分400回)寿命が短いということになる。まるで、拍動時計があるかのように、心臓が20億回鼓動すると命の幕を閉じるそうである。
物理的な時間で測れば、ゾウはネズミよりも長生きだが、拍動時計では同じ寿命とも言える。
アンチエイジングでは、物理的時間でも拍動時計でもなく、その人が実際の年齢より精神的にどれだけ前向きか、内臓がどれだけ健康か、ということが基準になってくる。たとえ老いても、若者に負けないボディバランスと心のエネルギーを持っていたいものである。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]