男性に更年期はない《ウソなの?ホントなの?》

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男性に更年期はない

更年期は女性ばかりでなく、男性にも存在する。老化の1つの象徴となっているものにホルモンの減少があるが、女性は閉経によってエストロゲンとプロゲステロンの分泌が比較的急激にストップするので、自覚症状が現れやすい。
一方、男性は徐々に男性ホルモン(テストステロン)が減少するので、更年期の症状もゆっくりと現れることになる。
男性更年期の症状には、調子がすぐれない、関節や筋肉の痛み、ほてりや発汗、睡眠障害、疲れやすい、イライラする、神経質、不安、憂鬱な気分、性的能力の衰え(インポテンツ、早朝勃起の回数の減少、性欲の低下)などある。
症状が強いときは、男性更年期外来がある泌尿器科などへの受診をおすすめする。ホルモンの数値を調べて、低下しているようであればテストステロン製剤による男性ホルモン補充療法を行なう。
しかし、テストステロンは、前立腺ガンを悪化させたり、排尿困難になったり、肝機能障害を引き起こしたりするおそれがあるので、医師の指示のもとに服用することが大切である。

銀歯がある人は、
ボケやすい

ここでのボケ(痴呆)とは、アルツハイマー病のことだ。アルツハイマー病は、最初は短期的な記憶障害から発症し、最終的には痴呆に至る疾患である。アメリカのレーガン元大統領がアルツハイマー病に侵され、多額の研究費が投入されたのは記憶にまだ新しい。
アルツハイマー病は脳細胞にβアミロイドたんぱくが沈着する病気で、難治・進行性で老化と深い関連がある。その原因は、疫学的に高カロリー摂取、魚の摂取が少ないこと、アルミニウム(アルミ缶、アルミ鍋、アルミホイル、ベーキングパウダーの使用)の影響などがあげられている。
そして、銀歯(アマルガム)には約2%の水銀が含まれ、銀歯の数と脳内の水銀の濃度が比例するという報告がある。カラダに吸収された水銀が、神経毒として働いている可能性があるのだ。
急性で高濃度の水銀による被害には「水俣病」があるが、通常の日常生活を送っていても徐々に水銀が蓄積されてしまうことがある。銀歯のアマルガムも、その原因の1つであると言われている。

職業と寿命
関係がある

スポーツ選手は寿命が短いとか、政治家は長生きをするなどと無責任に語られることがあるが、実際に職業と寿命には関係があるのだろうか。
職業を10種類に分けて、寿命の長い順から7種類あげてみることにしよう。僧侶(75・6歳)、実業家(73・2歳)、政治家(72・8歳)、医師・医学者(67・7歳)、芸術家(64・7歳)、小説家(63歳)、詩人(57・7歳)となっている(カッコ内は平均寿命)。この統計は、1926年から1979年の資料によるもので、この時代の日本人の平均寿命は68・6歳であった。
スポーツ選手は、特に相撲においては現役時代に肥満度が高い人ほど寿命が短くなる。現代でも相撲選手の平均寿命は50代の後半である。これは、糖尿病、高コレステロール血症、高血圧、心臓病などの肥満関連疾患によるものである。
芸術家の自由奔放な生き方は、特に早逝を招くこともあるが、一方でストレスがなく、エネルギッシュなためか長寿者も多い(例:横山大観90歳、野上弥生子100歳)。
また、実業家にも長命な人が多いようだ。ビジネスセンスだけでなく、健康のマネージメントにも長けているのだろうか(例:本田総一郎85歳、渋沢栄一91歳、松下幸之助95歳)。
政治家も、生存競争の勝ち組と言えそうだ(例:毛沢東83歳、ウィンストン・チャーチル91歳、吉田茂89歳)。
参考文献 森一、工藤倫夫著『職業と寿命の研究』『各職業集団の平均寿命』
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読むサプリ編集室
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