若さを取り戻すVol.2《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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日焼けをすると、
肌は老化しやすい

肌の老化サインといえば、シミ、しわ、くすみ、たるみなどがある。
シミができるメカニズムは、肌の基底層にメラノサイトという色素を作る細胞があり、紫外線を浴びるとメラノサイトが活性化して、メラニン(黒い色素)を組成。生まれたメラニンは、肌のターンオーバーとともに徐々に肌の表面へと押し上げられていくが、老化した肌はターンオーバーが低下しているので、表皮にメラニンが残り、シミ・くすみとなるのだ。
しわは真皮にあるコラーゲンやエラスチンといった肌の張りや弾力を構成している物質が変性し、そこに表情による機械的な刺激が加わることで現れてくる。また、紫外線により、コラゲナーゼという酵素が活性化されると、コラーゲンの規則正しい配列を壊してしまうことがわかっている。
そして、そこにはフリーラジカルによるダメージも加わり、深いしわが刻まれていくのだ。
シミもしわも、紫外線とフリーラジカルが関与している。強い紫外線に当たるときは、サンスクリーンを塗ったり、ビタミンや抗酸化物質を多くとるように心がけよう。

 

マーガリン
老化を促進する

マーガリンやショートニングは、もともと液体である植物油(リノール酸)に水素添加という化学処理を行なって飽和脂肪酸に変え、固形にしたものだ。天然の脂肪酸はほぼ全部シス型という立体構造なのだが、水素添加をすることによってトランス型という天然には存在しない異常な油が生成される。
このトランス型脂肪酸は、脂溶性ビタミン(ビタミンAやビタミンE)の利用を妨げたり、細胞膜に入り込んだとき膜の構造が弱くなり、有害物質が細胞の中に入りやすくなる。
そのほか、発ガン性や動脈硬化を進展させるという報告もある。しかもトランス型脂肪酸を代謝・排泄するためには、大量のビタミンも消費される。
また、高熱処理される油(高温状態での搾油)にもトランス型脂肪酸が発生する。そのため、欧米ではトランス鎖を含む食用油の一部は発売禁止になっている。
アンチエイジング的には、低温で圧搾されたオリーブオイル、フィッシュオイル、しそ油、亜麻油(フラックス・シードオイル)をとることをおすすめする。特にフィッシュオイルは、EPAとDHAを含んでおり、血管、脳、神経、関節の炎症を抑えるため、アンチエイジングにふさわしいオイルと言えるだろう。

 

老化度
検査でわかる

 

老化のパラメーター(目安となる基準)には、いろいろなものがある。老化度を1つの検査だけで測ることは難しいが、①ホルモンのレベル②酸化ストレスマーカー③炎症のマーカーなどは、血液から検査することができる。
また、血管の加齢度の測定には①血圧(特に拡張期血圧)②脈波測定(血管の硬さを調べる検査)③血管拡張の反応性を見る検査などがある。
運動耐用能力によっても、体力年齢を測定することが可能である。さらに、感覚器(視覚、聴覚など)には比較的早く加齢が訪れるため感覚器の検査や、皮膚のシミ、しわを定量的に写し出すこともできる。
これらの検査は、主にクリニックや診療所で行なわれるものだが、最近は簡単な採血キット(極細の針を指に刺して自分で採血して、検査機関に送る)でも測定できるようになったようだ。
もし、酸化ストレスや炎症のマーカーが上がっているとしたら、まず前章(P20〜28)を参考にして、食事や運動、睡眠などのライフスタイルをアンチエイジング的に整えることから始めてみよう。しかし、数値があまりにも異常な場合は、医師に相談することが必要だ。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]