若さを取り戻すVol.1《ウソなの?ホントなの?》

公開日:
141view
記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
シェアする

太っている人は病気になりやすい

統計的に人がもっとも病気になりにくい体重と言われているのが、BMI=22という値である。BMIとはボディ・マス・インデックスの略で、体重を身長の2乗で割って算出した数値だ。
BMI=22以上になると、病気になったり死亡したりする人の割合が増える。特に生活習慣病によるものが多く、大腸ガンのリスクも肥満者で増大する。
肥満者(BMI=25以上)は糖尿病で5倍、高血圧で3・5倍、胆石症で3倍、痛風で2・5倍、心臓病で2倍、関節障害で1・5倍かかりやすいとされている。
また、逆に痩せすぎの場合は脂肪やたんぱく質の量が不十分で、病気になったときの予備能力が少ないため、死亡率が高まることが予想される。太りすぎず、痩せすぎずのバランスのとれた中庸(BMI=22)の体重が一番長生きする確率が高いということになる。

沖縄には長寿の人が多い

沖縄の人々は、穏やかな風土、低脂肪・無添加食品を主体とした食生活(モズク、ゴーヤ、ウコンなど)、農業・漁業などに従事する人が多く運動量が多いこと、コミュニケーションを伴う地酒の適度な消費などから、長年にわたり長寿を享受してきた。
しかし、最近は伝統食から高脂肪・高カロリー食への変換、クルマ社会の進展による運動不足など、ライフスタイルの変化により、生活習慣病の罹患率が急増している。
沖縄の30〜40代のサラリーマンの健康診断をしたところ、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病の割合が全国平均を大幅に上回り、ワースト5の県になってしまった。今後、沖縄はこれまでの長寿を誇ることは難しくなるかもしれない。
長寿とは、遺伝だけでなく、食事・運動といった生活習慣によってもたらされる部分が大きい。そして、アンチエイジングの基礎も、やはり食事や運動に重点が置かれている。
アメリカでは『Okinawa Diet』 という沖縄の伝統食の本が出版され、注目を集めている。本家・沖縄も、ぜひ健康的な食文化を、いつまでも残していってほしいものだ。

参考文献 米井嘉一著 『老化と寿命のしくみ』

眠りが浅いのは老化の証拠である

浅い眠りが続くのには、さまざまな原因が考えられる。大きく分けて、①病的な不眠(睡眠時無呼吸症候群/うつ病など)、②生理的不眠(加齢性の不眠/生体リズム障害/過緊張性の不眠/ストレス性の不眠/カフェイン・薬・アルコールによる不眠/環境性の不眠など)などがある。
睡眠は生涯を通じて質と量が変化していく。赤ちゃんは昼夜区別なく寝起きして、1日16時間は眠っている。幼児になると、周期性を獲得。さらに、大人になると自分の社会生活に適したスタイルで睡眠をとるようになる。
しかし、老化が進むと、睡眠の質が低下する。深いノンレム睡眠が減少し、中途覚醒、睡眠時間のズレ(早朝覚醒)といった症状が現れるようになる。それは、脳の松果体から出るメラトニンといわれるホルモンの減少が1つの原因と考えられている。メラトニンは暗くなると分泌される(昼の50〜100倍量)が、その分泌量が年齢とともに低下してくるのだ。
夜の快眠のためには、規則正しい生活をして、日中は活動的に過ごし、よく日光を浴びておくことだ。また、メラトニンの材料になるトリプトファンが含まれている牛乳、鎮静作用があるカモミール・ティーなどを就寝前に飲むこともおすすめである。

シェアする
読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]