うんちと便秘Vol.5《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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断食すると便秘になる

 

断食(ファスティング)は、カラダの機能をリフレッシュさせる効果があるとして、近年、芸能人やスポーツ選手らにも支持されている。ファスティングの医学的な検証はまだまだこれからだが、食事を断つことで消化器系(胃腸・肝臓など)への血流を、ほかの臓器にシフト。また、カラダに蓄えられたエネルギーを燃焼させることで代謝を高めるとも言われている。
食事を断つと消化管への刺激が少なくなるため、一時的に便が出にくくなることがある。しかし、水分を十分に摂取することでカバーすることができるため、むしろ便秘解消の1つの方法になることが知られている。
ただし、ファスティングは正しい知識を持ってやらないと、脱水や必須栄養素の欠乏など、逆にカラダへ悪影響をおよぼすこともある。

は放っておくと
なおらない

 

一般的には「痔」とひとまとめに言われているが、これは1種類の病気を指すのではない。主な痔には、①痔核(いぼじ)②痔ろう(あなじ)③裂肛(きれじ)の3種類がある。自然に治癒するものもあるが、治療が必要なものもある。もっともポピュラーな痔は①の痔核だが、②痔ろう③裂肛はそれぞれ治療法や予後が異なってくる。

①痔核
肛門の周囲には、血管(静脈)がたくさんある。この静脈が膨らんでコブ状になったものが痔核だ。
ここに血栓(血豆)ができて、痛みが出たり、出血したりする。自然に治癒するケースもあるが、一般には肛門を清潔にして、薬で便通を整えたり、炎症を抑えたりする治療を行なう。ただし症状が強い場合などには、手術をして治療することもある。

②痔ろう
肛門の出口付近が細菌に感染して、膿のかたまり(膿瘍)をつくり、それが肛門の内側と外側(腸と皮膚)の両方に破れた状態を言う。
つまり、肛門以外に腸からの出口が新たにできてしまったことになり、これは手術をしなければ根本的にはなおせない。

③裂肛
硬くて太い便が出ると、肛門が裂けて強い痛みと出血を伴うことがある。この状態を裂肛と言う。
通常は自然に治癒するが、習慣性の便秘などがある場合は裂肛を繰り返し、次第になおりにくくなっていく。慢性化すると肛門潰瘍をつくり、手術が必要になる。

辛いもの
食べ過ぎると
痔になる

痔核は静脈が膨らんでできたものだ。だから、静脈の血流が増えると、症状が悪化する。
辛いもの(カラシや香辛料など)やアルコール類は、静脈を拡張させて、血流を増やす作用がある。その結果、痔核から出血したり、腫れが悪化したりするのだ。実際には「痔になる」と言うよりは、隠れていた痔が症状として現れやすい、ということになるのだろう。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]