糖尿病を退治するVol.7《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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タマネギを食べる
血糖値が下がる

タマネギには、精神的バランスを整えて神経衰弱や不眠症などに効果があるとされるグルコキニンという物質が含まれている。このグルコキニンには血糖値を下げる効果もあり、糖尿病治療にも有効に働くと言える。
しかし、糖尿病患者の血糖を十分に下げるには毎日数十個のタマネギを食べることになり、血糖値の高い人が治療効果を期待して食べることはおすすめできない。
そうはいっても、タマネギをよく炒めればかなりの甘みが出て砂糖の節約も期待できることを考えれば、まんざら予防効果がないとは言えない。タマネギだけに頼らず、自然の恩恵を食事にうまく取り入れるのがコツだ。

モロヘイヤを食べる
血糖値が下がる

モロヘイヤは栄養価の高い野菜として知られている。ミネラルやビタミンを豊富に含み、糖尿病でない人にもおすすめできる食品だ。モロヘイヤの成分のなかで糖尿病に有効なものは食物繊維とムチンと考えられる。
食物繊維は便秘を改善するだけでなく、コレステロールの吸収を抑え、糖分の吸収を遅らせる働きがある。糖とタンパク質からなるネバネバした物質ムチンも、(オクラやナメコにもある)糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがある。
さらに、モロヘイヤに含まれるカロチンやビタミンCには細胞の老化を遅らせる働きもあるため、糖尿病には有効と言えるだろう。ただ、すでに血糖値が高い人の薬代わりになるほどの効果は期待できない。

バナナを食べる
血糖値が下がる

バナナにはカリウムが多く含まれている。確かにカリウムは血糖値を下げる効果や利尿作用、インスリンの作用を高める効果があるとされ、そのような効果が認められてはいる。
しかし、アマチュアのマラソン大会で腰にバナナを差して走っている人もいることからわかるように、バナナはスポーツの補強食にも利用されるほどエネルギーを多く含んでいる。バナナのカリウムに血糖値の降下作用があるとしても、血糖値の降下に必要な量を食べると、かえって血糖値が上昇してしまう。
血糖値を下げる目的には使用できないが、80㎉を食べてもあまり血糖値が上昇しない食品である点に注目して食生活に生かせば、血糖値コントロールにつながるという点では有効な食材である。
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読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]