糖尿病を退治するVol.6《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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睡眠不足になると
血糖値が上がる

適切な睡眠時間には個人差があるが、睡眠不足といえる状態では糖尿病の悪化が認められている。その原因としてまずあげられるのが、ストレスの増加である。
悪化の原因はこれ以外にも考えられる。夜更かしをすれば空腹感が強くなり、おやつや夜食が欲しくなってくる。そうでなくとも退屈になれば、スナック菓子などについ手が伸びてしまう。もし、夜食にラーメンを食べたらおよそ400㎉も余分に食べることになり、さらに夜遅くに食事をすれば朝まで血糖値の高い状態が続き、糖尿病を悪化させることにつながる。もちろん、眠れないからといってお酒を飲むのも、血糖値には影響してくる。

糖尿病の人は
食前より食後に
運動したほうがいい

食後の運動には大きなメリットがある。それはインスリンを使わずに血糖値を下げることができること。膵臓に負担をかけず血糖値を下げれば、長期にわたって良好なコントロールを達成することにつながり、質の高い生活(QOLの向上)にも結びついてくる。
しかし、冬の冷え込みが激しい時期などの食後の運動は、心臓発作の原因にもなるため、運動の時間と量は必ず主治医と相談の上で決めることだが大切。
また、インスリンやインスリンの分泌を促す薬物を使用している場合の運動は、低血糖を誘発する危険があるため、安全のためにも空腹時の運動は避けたほうが良いだろう。

糖尿病の人が
妊娠や出産をすると危険だ

妊娠すると、母体は胎児を養うため余分に酸素や栄養素を運んだり、老廃物を運搬する。この結果、母体の心臓や腎臓に大きな負担がかかり、糖尿病性の合併症や腎機能の低下、妊娠中毒症などを引き起こしやすくなる。
一方、妊娠初期に糖尿病のコントロールが悪いと胎児の奇形が増えることも報告されている。妊婦が高血糖をともなう場合は、胎盤の機能が不十分になり、胎児の成長が妨げられるため、死産や未熟児も増えてしまう。
また、妊婦には飲み薬は使用できないため、血糖のコントロールにはインスリンを使用しなければならない。
このように糖尿病での妊娠は多くの危険をともなうが、妊娠を希望する段階から専門医のもとで正常に近い血糖を維持しながら、計画的に妊娠・出産を行なえば、元気な赤ちゃんを出産することも可能だ。
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読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]