糖尿病を退治するVol.2《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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甘いものを食べ過ぎる
糖尿病になる

消化過程で糖分に変わるデンプンなどに比べ、甘い食品に多く含まれる砂糖やブドウ糖は体内に急激に吸収される。食事の途中や食後であれば、胃の中に他の食品があるのでそれほど心配はないが、胃の中がからっぽの時に食べれば悪影響をおよぼすことがある。
急激な血糖値の上昇はインスリンを分泌するβ細胞に強い刺激となるため、インスリン分泌能力が低い日本人がこれを繰り返せば、細胞からのインスリン分泌が徐々に減り、糖尿病になる可能性が高くなる。
日本人に比べてアメリカ人は、糖分が多い清涼飲料水をガブガブ飲んでも肥満にはなっても、すぐに糖尿病にはならない。しかし、私たち日本人は少し太った程度でも糖尿病を発病しやすい。
また、舌は冷たいものには甘みを感じにくいため、甘いものを摂りたいときは、冷たいものより少ない糖分で同じ満足感が得られる温かいもののほうがおすすめだ。

 

糖尿病の人の
尿は甘い

入院が必要とされる糖尿病患者には、1日に100g以上もブドウ糖が出ている人がいる。1日の尿量を2ℓとすれば、100㎖あたり5gになる。普通のコーラには100㎖あたり8〜9gのブドウ糖と砂糖が入っているから、その半分程度の甘さはあると考えられるだろう。
しかし、私の知る限りでは尿をなめたことがある医師はいないため、実際に甘いとは断言できない。
なお、糖尿病でもコントロールが良好で、空腹状態の時なら尿にブドウ糖は検出されることはない。

 

糖尿病でも
少量のアルコールなら
飲んでもよい

 

糖尿病のコントロール状態が悪い場合や、糖尿病性の合併症がある人はまず禁酒と考えていい。だが、コントロールが良好な人は、適度であれば飲酒をしても問題ない場合もある。とはいえ、純アルコールとして25g(ビール中ビン1本程度)を超えると飲み過ぎである。
日本人はアルコールに弱い人が多く、少しでもアルコールを口にしてしまうと適量に抑えるのがむずかしくなる。また、飲むとつい気が緩むため、食べ過ぎてしまうこともある。
このため、「アルコールを飲んでも絶対に自分をコントロールできる」という強い意志のある人以外は、禁酒にしておいたほうがいいだろう。
どうしても飲む場合は必ず主治医に相談し、飲酒の許可をもらうこと。勝手な判断が糖尿病の悪化につながるのだ。

 

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]