ストレスを和らげるVol.7《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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飲んで歌えば
ストレス知らず

少量のアルコールは血流を促進させ、リラックス効果がある。また、歌うことはカタルシスを発散させ、心肺機能を高め、全身の血行を改善する。
昔に比べて、現代人の体温は1度程低い。1度体温が下がると代謝が12%落ち、免疫力が30%以上落ちることがわかっている。飲んで歌って温まるのはカラダにもよいのだ。
また、適度な飲酒は全く飲まない人よりも心筋梗塞や脳梗塞が少なく、死亡率が低いというデータもある。これは、血管内細胞からウロキナーゼという血栓溶解物質が出て血栓を起きにくくさせるため。適度な飲酒が「百薬の長」と言われるゆえんだ。
ただし、その量は男性で1日平均20g(純アルコール)以内。女性だともっと少量に控える必要がある。

 

タバコには
リラックス効果はない

ニコチンの薬物依存度はコカインやモルヒネにも匹敵する。喫煙がやめられないのは、血中のニコチンが脳をニコチン依存症に変えてしまったため。タバコを吸わないと、イライラして気分が落ち着かないのはその証拠だ。ニコチン自体にも鎮静効果はあるだろうが、煙の中の一酸化炭素が血中の酸素運搬を妨害するデメリットのほうがはるかに大きい。タバコを吸うと血管が収縮し、動脈硬化が促進され、カラダのあちこちで血流が途切れる。イライラを感じている脳の血流が悪くなれば、ホッとするのは確かだが、それでは本来のリラックスとは言えないだろう。タバコが格好の気分転換と考えるのは大きな間違いだ。喫煙は習慣ではなく、依存症という病気。やめるにこしたことはない。

 

ジェットコースターに乗ると
ストレスが増強する

某TV局の番組でのストレス実験によると、ストレス反応は交感神経過多の「激情タイプ」、副交感神経過多の「喪失タイプ」、カラダが麻痺した「我慢タイプ」に分類できるという。
各タイプに「発散系(スポーツ、カラオケ、ジェットコースター等)」と「癒し系(入浴、アロマ等)」の解消法を与えた。「激情タイプ」では最初に発散系、次に癒し系の組み合わせが、「喪失タイプ」は両方とも短時間なら効果あり。「我慢タイプ」だけはバラバラであったが、7人中4人には効果があり、残りの3人も抑えた心を解放することで自律神経を安定させることができた。発散系はドーパミンによってコルチゾール分泌が抑制され、癒し系はセロトニンが自律神経を整えた結果、ストレス状態が解消された。ドーパミンは快楽を、セロトニンは精神安定をもたらし、この2つはココロを癒す脳内物質の双璧だ。前代未聞の大検証実験ということだが、むろんジェットコースターが怖い人にはまったく効果はない。

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読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]