ストレスを和らげるVol.4《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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女性はストレスで
円形脱毛症になることはない

 

精神的なストレスが高じて自律神経やホルモンの働きが乱れると、頭皮の血流が悪化し、脱毛症になる。もちろん女性だから例外ということはなく、美容院で発見されることも多い。
放置しても、7割くらいは自然治癒するが、体質や性格により再発することもある。また、免疫異常が原因のこともある。炎症を鎮めようと、血中のリンパ球が毛根へ集まってくることから起こるといわれているが、詳しくはわかっていない。この場合、アトピー性皮膚炎などの免疫異常疾患などを併発しやすい。いずれにしても、ストレスの原因を解消して生活リズムを整え、頭皮を清潔にして新陳代謝を高めることが必要だ。

パニック障害には
若い女性が
なりやすい

突然、不安や神経症的な抑うつ状態から起こるパニック発作が、若い女性に増えている。生涯罹病率は1・5〜3%で、女性は男性より2、3倍多いといわれる。
激しい動悸・息苦しさ・過呼吸・「このまま死ぬ」という恐怖感が、発汗・震えなどを伴う強い不安発作だ。通常、1回の発作は30分から1時間続く。その後、何事もなかったかのように自然消滅する。しかし、発作を繰り返して生活に支障をきたすと「パニック障害」となり、再発を恐れて仕事はおろか外出さえもできなくなる。
心配性で悩むタイプ、ストレス過多や離別経験が背景にあることが多く、半数以上がうつ病を併発する。

 

ストレスで
動脈硬化
起きることがある

動脈硬化の出発点はドロドロ血。その主犯格は、余分なLDL(悪玉)コレステロールだ。血液に脂質が増えると血管壁に沈着して傷や隙間から内部に侵入、血栓のもととなり、血管を硬くしながら血管内腔を狭くしていく。そこへ共犯のストレスが加わると、ストレスホルモンのカテコールアミンが血管を収縮させ、血圧や血糖値を上昇させる。糖分が多ければ赤血球同士がくっつき、細い血管が通りにくくなる。ストレスの影響で血液凝固物質フィブリノーゲンも増え、血液の粘着性が高まり動脈硬化へと進行していく。ストレスが過剰なら過食や飲みすぎにつながり、ドロドロ血にさらに拍車をかける。

 

○死の五重奏とは?○

「人は血管とともに老いる」といわれるが、同じ年齢でも血管の老化度は異なる。若い人にもドロドロ血は意外と多い。
動脈硬化は食事などの生活習慣やストレスにより進行し、血管内腔の70%が詰まるまで自覚症状がなく、いきなり重大な障害を引き起こす。動脈硬化がなぜ怖いかは、血管内腔が硬く詰まると血流が大幅に低下し、詰まったところから先の組織が酸素不足に陥り壊死するからだ。
動脈硬化を促進させるのは、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧、喫煙とされ、「死の五重奏」と呼ばれている。高脂肪・高カロリー食・高ストレスの人は要注意だ。検査は簡単なので、心配な人は調べてみたほうがいい。

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読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]