潔癖症はストレスをためやすい ウソなの?ホントなの?

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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ただのきれい好きならまったく問題はない。美徳といってもいい。だが、電車のつり革も触れないというレベルになると、立派な「プリッグ症候群」(prig/堅苦しい人)だ。世の中には、様々な抗菌グッズがあふれ、清潔志向に拍車をかけている。「不潔恐怖」のような神経症ではないものの、プリッグ症候群は過剰な潔癖志向のあるストレス・シンドロームだ。
不潔恐怖が自分の汚れを気にするのに対し、プリッグ症候群は自分が不潔でも他人の不潔は許せない。他人の不潔をチェックするストレスより、それで人間関係のトラブルを招くストレスのほうが問題だ。ジコチュー傾向があり、甘やかされて育ったタイプに多いともいわれる。

 

 

気分が
落ち込んだときには
元気な音楽を
聴くのがよい

 

落ち込んだときに、いくら元気のいい音楽を聴いても逆効果。うつの人に禁句の「頑張れ」といっているようなものだ。気分が沈んでいるときは、自分の気持ちと同質の音楽を聴いてひたすら共鳴し、気持ちを代弁してもらうと心がほぐれてくる。これを「同質の原理(アルトシューラーの理論)」という。
失恋したときは、中島みゆきの歌を聴くのが理に適っている。悲しいときは我慢しないで、思いっきり泣けばいいのだ。そのほうが回復も早い。ただ、いつまでも暗い曲を聴いていればいいというわけではない。次は気分が落ち着く静かな音楽、そして元気が出るアップテンポの音楽へと段階を経ていくのがよい。

 

 

パソコン仕事ばかりだと
テクノストレスになる

テクノストレスにはテクノ不安症とテクノ依存症がある。もはやコンピュータなしでは仕事にならない時代。機械が苦手で仕事がはかどらずにイライラするテクノ不安症より、コンピュータにのめり込むテクノ依存症がより深刻だ。
考え方がイエス・ノーの二者択一的になり、人間関係の柔軟な対応ができにくくなる。本人に、その自覚がないことが多いのが問題だ。一般に、コンピュータ作業には持続性や集中力、完ぺき性が求められる。熱中性の人がこの状態にはまり込んでいくと、最初はいいが、次第に失感情状態に陥ってしまう。
徹底的にやらないと気がすまないという執着タイプは、うつの病前性格でもあるので特に気をつけたい。

 

○VDT症候群について○

ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル症候群の略。メンタルなイメージがあるテクノストレスに対し、VDT症候群は主にコンピュータ作業で起こるカラダの症状を指すことが多い。長時間、同じ姿勢でいることから筋緊張が解けずに起こる。慢性的な肉体疲労や腰痛、肩こり、眼精疲労、ドライアイ、不眠などだが、放っておくともちろんメンタルな症状も出現する。
OA機器の電磁波と人の静電気も関係しているといわれるが、よくわかっていない。プラスイオンの電磁波を吸収するセレウス・ベルービアナスというサボテンをパソコンの脇に置くと、効果があるようだ。最近では、数分の映像を見て目の緊張をほぐすソフトも開発されているが、正しい姿勢で作業して、時々休憩を取って軽い体操をしたり、同僚とおしゃべりしたほうが、やはりいい気分転換にはなる。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]