セックス・トラブルVol.1《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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初めてのセックスは痛いもの

たとえばトイレットペーパーの芯のような筒を思い浮かべてみよう。筒の側面をギュッと押せばペタンコになってしまうはず。ふだんの膣は、そんな状態だと考えていい。そして、男性のペニスが入ってくると、膣は広がってそれを包み込む。多少大きいペニスでも、膣は伸縮性が高く自由に形を変えることができるので「入らなかったらどうしよう」などという心配は無用だ。
性的興奮が高まって膣が十分に濡れた状態なら、本来、痛みもそんなにないはずだ。痛みを感じるのは、緊張して分泌液があまり出ず乾いた状態のところへ、無理にペニスを押し込むなどした場合。初体験のいい思い出を作るには、パートナーの理解も必要なのだ。

○処女膜○

初めてのセックスで処女膜が破れ、出血や痛みを伴う場合もあるが、すべての人が必ずそうなるというわけではない。処女膜は、膣を完全にふさいでいるシートのようなものではなく、中央に穴のあいた粘膜のヒダ。運動などですでに少しずつ破れていることもあるので、初体験で出血もしなければ痛みもない人も多いのである。

生理直前になると、性欲が高まる

女性の性欲は、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌量によって左右される。プロゲステロンとは、性欲を抑えるホルモンで、アメリカでは凶悪な性犯罪を犯した男性にこれを投与して性欲をなくさせる処置をするといわれるほど、その効果は高い。
女性のカラダの中で、このプロゲステロンの分泌が最低値にまで下がるのが生理直前である。性欲を抑えるホルモンが少なくなるのだから、逆に「セックスしたい」という欲求が高まってもおかしくはない。

○エストロゲン○

もう一つの女性ホルモン、エストロゲンは、プロゲステロンとは逆に性欲を高めるホルモン。このエストロゲンの分泌がピークになるのが排卵日前。プロゲステロンは生理直前と同じく最低値なので、排卵日前にも性欲が高まる女性は多いはず。

太っている人は不感症

女性を発情させるホルモンの王者は前にも述べたエストロゲンである。しかし、そのエストロゲンにも増して性感をアップするホルモンがある。それは、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)と呼ばれるホルモンで、カラダの中の副腎というところで作られているもの。エストロゲンが急降下する更年期以降の女性にも性欲があるのは、DHEAのおかげと言われている。
さて、このこのDHEAの分泌量は、太っていると低下するという実験データがある。アカゲザルのメスのDHEA値を調べたところ、痩せたメスザルには肥満のメスザルの2倍ものDHEAがあったというのである。「太っている人は不感症」という説は、そんなところからきているのだろう。
しかし、人間の性感には個人差がある。確かに、肥満体質の人より痩せ型の人のほうがDHEAの値は大きい。しかし、だからと言って、太っている人=不感症と断定できるものではないのである。

○「骨盤底筋運動」で“イキやすい”カラダづくり○

「骨盤底筋」とは、膣と肛門、膀胱部分を8の字状に回っている筋肉群(別名・8の字筋)のこと。出産などでこの骨盤底筋がゆるむと尿失禁を起こしやすくなることが知られている。そこで、この筋肉を鍛えて尿失禁を治療しようと提唱されているのが、この「骨盤底筋運動」。産婦人科や泌尿器科などで相談すれば指導してもらえる。
さて、この運動、実は性感アップにも役立つという。骨盤底筋には性感をつかさどる快感神経が集中しているからだ。セックスでめくるめくオーガズムを体験してみたいと思ったら、やってみて損はないかも。

●どこででもできる、一番簡単な運動法●

1. 背筋を伸ばして座り、顔はまっすぐ前。肩とおなかの力を抜く。
2. 肛門と尿道を「ギュー」と締める。息を吸いながら「肛門を胃のほうに吸い上げる」イメージで。
3. 10秒間締めたらパッと緩めて、30秒間リラックス。これを10回繰り返す。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]