妊娠中でも少量ならアルコールを飲んでも かまわない《ウソなの?ホントなの?》

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妊娠中でも少量なら
アルコールを飲んでも
かまわない

 

妊娠初期は、つわりのためアルコールを飲めなくなることが多い。安定期ともなると飲みたくなるお母さんもいるだろうが、そこはガマンのしどころである。
妊娠4か月が過ぎると、母体が摂取したアルコールは胎盤を通じてお腹の赤ちゃんにまで回るようになる。お酒は、お腹の赤ちゃんを危険にさらすほどの強い影響力はないが、赤ちゃんの脳の発育に支障をきたすという報告もある。オメデタということでお祝いのお酒が出される機会も増えそうだが、なめる程度ですませるようにしたい。
また、妊婦は血流量がもともと多く、カラダがむくみやすい状態になっている。お酒を飲んでアルコールを摂取すると、血流量が一気に増大。むくみがひどくなったり、すぐに気分が悪くなるなどの症状が出やすい。やはり妊娠中の飲酒は控えるべきである。

妊娠中に
タバコを吸う
未熟児が生まれ
やすくなる

タバコに含まれるニコチンが赤ちゃんに影響を与えることは常識になっている。ニコチンの代謝物であるコチニンと生まれた赤ちゃんの関係を調べたところ、生まれたときの赤ちゃんの体重が1割くらい少なくなることがわかった。
ほかの要因がないとは言えないが、タバコは胎盤の血管を収縮させるため、赤ちゃんへ届けられる栄養や酸素の量が少なくなることが報告されている。生まれたときの体重が少ないということは、生まれるまでにもらえるはずの栄養が十分でなかったということを意味している。
お母さんの喫煙はもちろんだが、受動喫煙も赤ちゃんには悪い影響を与える。また、タバコの害は低体重だけでなく、幼少時のぜんそくや細気管支炎などに及ぶこともある。妊娠中だけでなく、授乳をするなら出産後も注意が必要である。アルコールが母乳中に出ることが知られているように、タバコが母乳に影響する可能性も否定できないからである。

妊娠中の人は
ペットを触っては
いけない

犬や猫などのペットは、妊娠中でも触って大丈夫。ただし、噛まれたり、フンに直接触れるなど、不潔になりやすいことは避けるべきである。これは、動物からのトキソプラズマ症という感染症を防ぐためである。妊婦がトキソプラズマ症に感染すると、赤ちゃんの発育に悪い影響が及んでくる。
トキソプラズマ症は、いま日本ではほとんど見ることがない。家で動物をたくさん飼っている、家畜を大量に扱っているなど特殊な環境でなければ、それほどの心配はいらない。とはいえ、豚の生肉から感染する危険性もあるから、豚肉は十分加熱してから食べるようにしよう。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]