妊娠と生理Vol.3《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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生理中はなるべく
運動を控えたほうがいい

 生理中だからといって運動をしてはいけないということはない。生理痛やカラダのだるさなどがなければ、いつもやっているような運動をしても大丈夫である。
特に生理痛で悩んでいる人は、ウォーキングなどの軽い有酸素運動を行えば血行が促進されて生理痛を緩和させる効果も期待できる。家に閉じこもらずに買い物などをしに外出すれば、生理中のイライラや憂うつな気分がすっきりするかもしれない。
ただし、セックス(運動?)は、生理中は控えたほうがベターである。生理とはいえ、出血中であることに変わりはないため、血液を経由して細菌に感染しやすくなっている。たとえ妊娠する可能性は低いとしても、生理中にコンドームなしでセックスをすることはおすすめできない。細菌に感染しやすいということは、それだけ性病(性感染症)に感染する危険性も高いからである。

生理でない時期に
出血があった場合は、
病気を疑ったほうがいい

 

 定期的に来る生理以外、通常出血が起こらないときの出血をすべて不正出血と呼ぶ。「生理不順」だと思っている人も多く、軽く考えられがちだが、自分で判断することは絶対に危険である。
少しでも「おかしいな」と思ったら、迷わず病院で受診をすること。実際には心配のない出血がほとんどであっても、なかには20代で子宮頚ガン(子宮ガン)など重大な病気が発症している可能性もある。
子宮ガンは、HPVと言われるイボのウイルスが関係していると言われている。性交により簡単に罹患し、初交年齢の低下に伴い、罹患する年齢層は下がっている。
初期症状は、性交後の出血である。そのため、セックスがないと症状が進んでいても気づかないこともある。

スポーツ選手は生理になると
本領が発揮できない

 

 スポーツ選手は、体力と同時に精神力も鍛え抜かれている。そのため、試合当日に生理が来てしまったとしても、精神力が優位になると考えられる。だから、生理が直接の原因となって悪い結果を導くとは断定できない。
生理をずらす薬は、ドーピングコントロールの禁止薬には含まれていないが、万が一の場合を危惧して、薬そのものを飲みたがらない選手も多い。
また、五輪クラスのスポーツ女子選手では、体脂肪率が低いほど月経異常の割合が高いという報告もある。女子スポーツ選手と月経の関係を調査したところ、体脂肪率が10%を切ると全員に異常があり、12・5%だと半数、体脂肪率が15%を超えると3割まで下がるという(筑波大学スポーツ医学/目崎登教授による)。
このように、一流の女子スポーツ選手は厳しいトレーニングを続けるため、続発性無月経などの月経異常を招いてしまうケースもあるようだ。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]