免疫力をつける Vol.8《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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漬物を食べる
免疫力が下がる。


漬物は発酵食品。野菜を発酵させることで、野菜が本来持っている栄養以外の新しい栄養成分が発生。これらの栄養成分の中には、フラボノイドなど健康によいものが多く含まれている。
この発酵という現象は、菌や酵母などの微生物の働きによるもの。漬物はヨーグルトと同じく、乳酸菌などの善玉菌の豊富な食品なのだ。特に日本の漬物やキムチの乳酸菌は、人間の免疫力を強化すること、抗生物質に似た作用を持つことなどが知られている。

乳酸菌と免疫力

乳酸菌が含まれているのは、チーズやヨ ーグルトばかりではない。菌の種類が違うが、漬物やキムチなどの発酵食品にも多く含まれている。乳酸菌は、腸の粘膜のBリンパ球を剌激して、免疫グロブリン (lgA)の増加に働く。また、逆に、アレルギ 反応の原因になる免疫グロブリン (lgE) を減らす働きもある。さらに、乳酸菌には、顆粒球やマクロファ ージなどの免疫細胞の殺菌力を高める働きや、ガンに対する免疫力を高める働きもある。これらは、人ではまだ確認されていないものの、マウスの実験結果として報告されている。

姿勢が悪い
免疫力が下がる。


姿勢が悪いと、血液やリンパの流れがスムーズに行かなくなる。特に背中や腰が曲がった姿勢は内臓を圧迫し、筋肉や骨・関節にも疲労がたまりやすくなり、慢性的な疲労の蓄積は、病気の原因になってしまう。
また、圧迫された内臓が胸のほうに押し上げられ、無意識のうちに呼吸も浅くなる。浅い呼吸も自律神経を不安定にし、免疫力を低下させる原因になってくる。
正しい姿勢で、時には深くゆっくり深呼吸をして、カラダの調子を整えよう。

赤ちゃん
免疫力が低い。

生まれたばかりの赤ちゃんは、もちろん大人のような免疫力は持っていない。しかし、「赤ちゃんだけが持っている免疫力」で、その弱点をカバーしている。
その1つは、生まれる前に胎盤を経由してお母さんからもらった免疫力である。もう1つは、生まれた後から、母乳を経由してお母さんからもらう免疫力だ。母乳を飲んで育つ乳児に下痢が少ないのは、母乳そのものに免疫力があるからとされている。
つまり、生まれたばかりの赤ちゃんを守っているのは、お母さんの免疫力。赤ちゃんの免疫力は、成長に伴い、さまざまな外敵を記憶していく。それに伴い、赤ちゃんがお母さんの免疫力に頼る割合も低下していくのだ。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]