免疫力をつけるVol.5《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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タバコ
免疫力を低下させる。

ニコチンには、もともとカラダをリラックスさせる作用がある。リラックスしている状態では、免疫機能も安定している。しかし、ニコチンの量が増えてくると、徐々にカラダはリラックスの状態から興奮の状態へシフトしてしまう。 1日1本で我慢できるのであれば、免疫的にはプラスとも言える。だが、タバコによって体内に活性酸素が増え、免疫細胞の働きを阻害するようにもなる。やはりタバコはやめたほうがよいだろう。
参考資料 喫煙科学研究財団/五味田裕「喫煙の生体防御機構への薬理作用」

日光にあたる
免疫力が低下する。

これには2つの意味がある。1つは、太陽の光を浴びることで、カラダが昼・夜のリズムを感じとり、これによって自律神経の働きが調整され、免疫力を活性化することができる。 もう1つは紫外線そのものの働きにある。紫外線はカラダの機能を維持していく上で必要不可欠な刺激だ。皮膚ガンなどの危険も言われているが、適度な日光浴は免疫力を維持していくためにも大切なのだ。

鍼治療
免疫力が高まる。

ほんと人間には苦痛から逃れようとするしくみが備わっている。たとえば「良薬は口に苦し」という言葉がある。これは、苦いものを口にすると、カラダから早く出してしまおうという神経の反射が起こるため、内臓が動き、血流がよくなり、免疫力を増進し、結果として、「薬がよく効いた」ように思えるからだろう。 鍼治療の場合にも、痛みの刺激から身を守ろうと、神経の反射が起こる。このとき、同じように免疫力の高まりが期待できる。ただし、やり過ぎは逆にストレスになってしまう。
鍼治療による生体への効果として、自律神経系のバランス調節やホメオス タシスの維持などが挙げられる。しかし、鍼治療がどのような過程で生体内の反応を誘導しているのかについては明らかではない。
マウスを使って、鍼刺激の効果を調べた実験がある。まず、手術後に鍼刺激をしたマウスとしなかったマウスを比較すると、どちらも術後1日目には大きく免疫機能が低下した。だが、術後3日目になると、刺激をしたマウスはNK細胞活性など免疫機能の回復が認められた。それに対し、剌激をしなかったマウスでは、3日目以後も回復を認めなかった。
(明治鍼灸大学外科学教室田口辰樹、咲田雅一らによる)
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]