薄暗い場所では眼が美しく見える《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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薄暗い場所では
眼が美しく見える


眼は暗いところでは少ない光を効率よく使うために、瞳が大きく開いた状態になる。このため黒目のなかの茶色い虹彩の面積が減り、黒い部分が大きくなるので、黒目がちに見える。さらに、見る側も暗い場所では細かいところがよく見えないので、相手の黒目と白目のコントラストだけが強調され、魅力的に映ってくる。こうした条件が整うことで、普段よりも格段と美しい眼が出来上がるのだ。
こうした原理(?)を利用して、大切なデートの時は照明が暗めのレストランなどを選ぶのもいい演出かもしれない。

ものもらい
人から人へ
感染する

ものもらいは、眼科用語で「麦粒腫」または「霰粒腫」と呼ばれている。麦粒腫とは、まぶたのなかにある涙を分泌する腺に細菌が入り込んだ状態で、霰粒腫はまぶたの奥にある涙を分泌する腺が異常をきたして袋状になり、涙の成分がたまったまま炎症を起こすことを言う。
それぞれ眼科で治療をする病気だが、どちらもまぶたの一部分が炎症を起こしているだけなので、急性角結膜炎などのウイルス感染が原因の「はやり眼」とは違い、人から人への感染はしないのだ。
ちなみに神奈川県を中心とした地域では「ものもらい」、ほかにも「めっぱつ」(新潟)、「めかご」(一部関東)、「めばちこ」(近畿)「めいぼ」(四国)「おひめさん」(九州)など、地方によってさまざまな呼び方をされているようだ。それだけ、身近でよく起こる病気ということだろう。

眼からも日焼けをする

 

通常日焼けは、紫外線が皮膚の角質層を通過して入り、表皮の奥のほうにあるメラノサイトがメラニンを作り出して紫外線を吸収し、有害な紫外線から真皮を防御しようとする働きによって起こる。
しかし、肌からではなく眼から入った紫外線の刺激を眼球が感知し、体表のメラノサイトが増加するという報告が2003年に出された。
これは、耳だけに紫外線を当てたマウスと、眼だけに紫外線を当てたマウスのメラニン増加量を比較する実験から得たものだ。耳に紫外線を当てたマウスの耳のメラニンが増加するのは当然であるが、眼だけに紫外線を当てたマウスでも、なんと皮膚のメラニン量が増加するという結果が出ている(大阪市立大学の井上正康教授らの実験による)。
紫外線によって眼が刺激を受けると、その信号が「三叉神経」を経由して脳に伝えられる。脳からメラニンをつくるホルモンが分泌され、全身を黒くしてしまうというのだ。
同じことが人間でも起こるかどうかは明らかではないが、眼から取り込まれた紫外線からも日焼けする可能性は高いことが明らかにされた。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]