コレステロールを下げるツボがある《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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コレステロールを下げるツボがある

 

1979年の研究で、ウサギに鍼を打ったときにコレステロール値が低下したという報告がある。また、中国の研究では,肥満の治療を行なう際に鍼と灸を一緒に用いて効果があったとの報告がある。脂質代謝にもよい影響が出たということだろう。
米国では1980〜2002年にわたる更年期女性に対する調査で、代替医療の効果検討が行われた。そこでは大豆イソフラボンの使用によってLDL(悪玉コレステロール)が若干低下したとの結果が得られているが、その他の代替医療については判断するのに十分なデータは集まらなかった。
耳のツボを刺激すると食欲のコントロールができるという話は有名である。耳のツボを刺激すると、脂肪細胞から食欲を抑制する物質が放出されて、脳を刺激して満腹感を与えるのだと考えられている。
そのため、鍼刺激による抗肥満効果が、コレステロール低下とつながる可能性は否定できないが、現状では特定のツボを刺激すればコレステロール値の低下に直結という結論を出すのは難しいようだ。
参考資料
※1(Atherosclerosis, 33(2), 153-64)
※2(Zhen Ci Yan Jiu, 15(3), 227-231, 1990)
※3(Int J Grnaecol Obstet 2002 Dec;79(3);195-207)

海藻
コレステロール値を
下げる

海藻には食物繊維が豊富に含まれている。食物繊維は腸の中を通過するときに食べ物に含まれるコレステロールの吸収を抑えたり、コレステロールを材料にして肝臓でつくった胆汁酸を吸着する作用がある。
吸着した胆汁酸は、便と一緒に排泄される。しかも海藻の食物繊維は水に溶ける食物繊維なので、コレステロール値を下げる効果が高く、血圧を下げる働きもある。まさに、血液をサラサラにするのにおすすめの食材と言えるのだ。

骨粗しょう症の人
動脈硬化になりやすい

 

骨粗しょう症が進むと、骨以外のところにカルシウムがたまりやすくなる。そのため、骨がボロボロになるだけでなく、心疾患のリスク因子にもなるとされている。
実際に閉経後の女性の骨量と死亡率との関係を調べた結果では、骨量が少ないほど死亡率が高く、心筋梗塞による死亡率も高くなっていることが報告された。
また、65歳以上の女性を対象にした骨粗しょう症性骨折に関する研究では、カルシウムの吸収効果を高めるビタミンDのサプリメントを服用していた女性は、心血管疾患による死亡リスクが非服用者に比べて4割ほど低かったことも報告されている。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]