夏場は血圧が下がるので安心《ウソなの?ホントなの?》

公開日:
43view
記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
シェアする

 

一般に気温の高い夏場の血圧は低めで、寒い冬場には高めになることが知られている。
夏は服装も軽快になり、カラダを締めつけることが少ないことも、血圧の上昇を防いでいる。もっとも夏でも水浴びなどをすれば血圧が上昇するように、カラダはいろいろな温度変化の影響を受けて、血圧が上下している。夏場のクーラーによる冷し過ぎもよくない。
その意味では高血圧症の人(とくに重症者や高齢の)には、季節に関係なく、急激な温度変化はできるだけ避けるようにしたい。寒い冬に外出するようなときは、きちんと防寒の準備をしてから出かけよう。

高血圧になったら、
海外旅行
行けない

高血圧だからといって、何もかもあきらめる必要はない。重症高血圧などの場合を除いて、注意を怠らなければ海外旅行も基本的には可能。海外に行くにはふつう航空機を利用することが多くなるが、機内は気圧が低く、空気も乾燥気味。長時間搭乗する場合には、水分の補給に気をつけたい(ただし、お酒の飲みすぎは禁物)。
また、エコノミー・クラス症候群を避けるためにも、ときどき席を立って四肢を屈伸したり、通路を歩行することも有効。いずれにしても、自分が海外旅行に耐えられる状態かどうかは、かかりつけの医師の診断をあおぎ、降圧薬などの持参も忘れないように。

スポーツ
高血圧症に有害だ

 

健康に対するスポーツの利点はたくさんある。というよりも、運動不足が病気の誘因になるケースのほうが多い。運動することによって、全身の血流が改善する。血管や心臓の機能が強化される。体重が減少する。血糖値やコレステロール値が改善する。快食・快眠・快便が得られる。気分が爽快になるなど、さまざまなメリットがある。
高血圧にとっては、とくに有酸素運動を繰り返すことで、血圧を下げる効果がある。運動時にたくさんの酸素をとり込み、全身の大きな筋肉を繰返し時間をかけて動かすものがよいとされている。具体的には、散歩、軽いジョギング、サイクリング、球技、水泳、ダンスなど。
しかし、運動の中でも、重量挙げや懸垂、腕立て伏せ、腹筋など(いずれも無酸素運動)、ストレスの大きい運動は避けたい。このような運動中は、上の血圧も下の血圧も上昇し、高血圧症の人には危険な場合もある。運動療法は、軽いものから始め、継続的に長期間続けけることが重要。

喫煙
高血圧の元凶

タバコは完全に有罪。タバコの成分であるニコチンは、副腎を刺激して血圧をあげるホルモンを増加させたり、交感神経を興奮させて、間違いなく血圧を上昇させる。喫煙は、循環器系疾患を発症させるだけでなく、呼吸器疾患、ガンなどの原因にもなる。しかも、喫煙は本人だけでなく、周囲にの人々のリスクも増大させる。
喫煙者の中には、「タバコはストレス解消になる」などと主張する人もいるが、ことタバコに関しては、アルコールのように「百薬の長」の役を演じる余地はなく、むしろ「百害あって一利なし」という存在だと知るべきだろう。
シェアする
読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]