血圧が高い人は肉類を食べてはいけない《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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ほとんどの病気に当てはまる食品摂取の原則は、「バランスよく」ということに尽きる。より詳しくいえば、偏食・過食を避け(多種類の食品をまんべんなく少量ずつ)、肥満を招かないようにする食生活が、健康の大もとである。
高血圧の場合でも、バランスよく食品をとっていれば、8週間程度で血圧の低下が見られるという報告もある。具体的に摂取すべき食品とは、りんご・梨・レモンなどのフルーツ類、トマト・ほうれん草・ブロッコリー・人参など緑黄色野菜、玉ねぎ、豆類、芋類など。フルーツジュースや低脂肪牛乳などの飲料。肉でも、鶏肉・魚肉・脂肪の少ない赤身肉などは、食べてもかまわない。ただし、牛や豚の脂身、バターなどの動物性脂肪は避け、塩分をとり過ぎないようにすること。

カルシウムやカリウム
積極的に
とったほうがよい

カルシウムが不足すると、人のカラダは自分の骨からカルシウムを溶かして持ち出すようになるが、このとき余分なカルシウムが増えて、これが筋肉細胞内に入って血管を収縮させることになりやすい。カリウムは、ナトリウムとバランスを取り合っているが、塩分すなわちナトリウムを過剰に摂取する食生活が続くと、そのバランスが崩れ、血管を細くして、血圧を上げる。
したがって、カルシウムやカリウムを積極的にとることが、血圧の上昇を抑えることにつながる。カルシウムを多く含む食品は、牛乳、ヨーグルト、チーズ、小松菜、小魚、高野豆腐など。カリウムは、りんご、トマト、バナナ、ほうれん草、じゃが芋、豆、きのこ、海草などに多く含まれている。
 

酢の飲用
降圧薬と似た
働きをする

降圧薬の中に、「アンジオテンシン変換酵素阻害剤」という種類があるが、酢に含まれるペプチドという成分には、これと同じ働きがあり、直接的に血圧を下げる効果がある。酢は赤血球を柔らかくすることで、細い血管の中を通りやすくするため、血圧上昇を抑える効果もある。
酢の間接的効果として、脂肪が合成されるのを抑える働きがあるため、酢をとり続けると肥満防止にもつながる。さらに利尿作用もあり、塩分を排出しやすくする。
このように高血圧と相性のよい酢は、穀物(米、酒粕、麦、とうもろこし)の他、果物(りんご、ブドウ、柿)なども原料としてつくられている。自分の体質に合ったものを1日15〜20㏄ほど、飲みやすいように水やジュースで薄めたり、ハチミツを入れたりして毎日飲めば効果的である。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]