高血圧症は遺伝する《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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高血圧症になる体質は、遺伝すると考えられている。すべての高血圧症の人の9割が原因の解らない本態性高血圧症で、その半分が遺伝に関わるものとすれば、単純計算だが約45%の人が遺伝性の高血圧症ということになる。
一般に両親が高血圧の場合、子供の半数が高血圧となり、片親が高血圧の場合は4人に1人が高血圧になるとされている。したがって親の両方、あるいは片方でも高血圧症のときは、子供の血圧にも注意をはらいたい。

女性は高血圧に
なりにくい

 

基本的には、高血圧は性別に関係なく発症し、それによる循環器系の合併症も発症する。
ただ女性の場合、閉経期までは女性ホルモンの作用によって、高血圧になる頻度は男性よりも低い。女性が高血圧になるのは本態性高血圧症は別として、妊娠、腎臓疾患、内分泌性疾患、血管障害などの順。妊娠中は、その後期に高血圧になりやすい。また更年期になると、女性ホルモンが急速に減少するために、血圧が不安定になりやすいので、注意が必要である。

肥満になると
血圧が高くなる

肥満と血圧上昇の間には因果関係があることはたしか。というよりも肥満がそもそも「万病の元」といわれるように、さまざまな病気を誘因する。結果的に動脈硬化を引き起こし、血圧を高め、合併症を招く原因にもなっている。
肥満になると血液中の糖の濃度を調整するインスリンが増え、これが血圧を上げるといわれている。
逆に体重を落とすと、このインスリン抵抗性が改善され、血圧の低下にもつながる。
ダイエットによる血圧低下の効果は、食塩制限をするよりも効果的といわれ、とくに軽症の高血圧の場合には、体重を落とすだけで降圧薬を服用する必要がなくなることもある。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]