高血圧になったら、仕事はしないほうがいい《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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 労働(仕事)が、血圧を上げることはよく知られた事実。製造現場のブルーカラーや長距離トラックのドライバーのような労働はかなり血圧が高くなる仕事である。事務職や、営業のような外回りの仕事も、血圧を上げることがわかっている。だからといって、仕事をしないですむならばそれにこしたことはないが、現実にはそうはいかない人のほうが圧倒的に多い。
また、仕事以外の場面でも血圧は上がる。たとえばあまり意識されないことかもしれないが、人と接して対話することでも、血圧はかなり上昇する。しかもそれが対立して言い争うような場面では、急激な血圧上昇は避けられない。
となれば生活のあらゆる場面で血圧は変化するものという認識に立ち、ストレスをできるだけ少なくし、必要に応じて降圧薬などで血圧をコントロールしていくことが重要だ。仕事だけを特別視する必要はなく、それに向かう心がまえのほうを大切に。

高血圧の人の
クルマの運転は危険

 クルマを運転している間は血圧が非常に高くなる場面があり、なおかつ状況がつねに変動しやすい。目の前に子供が飛び出して急ブレーキを踏んだ場面などを想像してみれば、それは明らかなはず。また降圧薬の中には、服用すると眠気をおこすものもある。疲労や負担の大きい長距離ドライブなども、危険な要素が多い。
そこで理想としては、高血圧(とくに重症)の人はクルマの運転は避けるにこしたことはないが、どうしても必要な場合は、イライラせず危険な運転を避けるように心がける必要がある。

若い人
高血圧にならない

 たしかに文明国においては、年齢が上昇するとともに血圧も上がってくるという傾向がある。ちなみに塩分摂取量の極端に少ない民族や、文明によるストレスがほんとんどない地域の人たちには、年をとっても血圧が上昇することがないという報告もある。
高血圧症が発症する頻度は、年齢とともに高くなることは事実だが、かといって若い人や子供が高血圧と無関係とは限らない。乳児期や幼児期に高血圧症になるケースもあり、この場合は二次性高血圧症のことが多い。また若い時期であっても、その年齢層としては高い血圧を示していると、将来高血圧症になりやすいということも指摘されている。その意味では、血圧に対する関心はいつから持ち始めても、早すぎるということはない。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]