関節の痛みをとるVol.9《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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「テニスひじ」
テニスをやる人だけがなる

 

 

手や腕を使いすぎるために起こるひじの障害で、テニスをやる人に多く発症することから「テニスひじ」と呼ばれるが、テニスをやらない人でも、筋力の弱い人が力を入れて手首を反らしたりするような動作を長く頻繁に行なうと、「テニスひじ」になる。
テニスではボールをラケットの中心に正確に当てることができない初級者に多く、特にバックハンドストロークをするときに強い痛みを感じる。軽くて衝撃の少ないラケットを選ぶことも予防の1つ。

若い人
慢性関節リウマチにならない

 

慢性関節リウマチは、免疫機能の異常による「自己免疫疾患」と呼ばれる全身病で、圧倒的に女性に多い。全国で70〜100万人といわれる患者は子供から高齢者までと幅広く、20〜39歳の患者年齢層は全体の3分の1以上を占める。
早期発見が第一で、疑わしい症状が見られたら、早めにリウマチ専門医のいる病院やリウマチ科を受診する。

 

 

○慢性関節リウマチの診断基準項目○

下に掲げた項目は1987年の米国リウマチ学会の診断基準で、7項目のうち、4項目以上当てはまると慢性関節リウマチと診断される。ただし、1〜4は6週間以上続いていることが条件。

❶ 朝起きたとき、手指のこわばりが少なくとも1時間以上続く。
❷ 3か所以上の関節が腫れている。
❸ 手首や手指の関節に腫れが見られる。
❹ 左右の関節が対称的に腫れている。
❺ しこり(リウマトイド結節)がある。
❻ 血清検査でリウマトイド反応が陽性である。
❼ 手首と手指のX線写真で変化が見られる。

 

○慢性関節リウマチと診断された年齢○

 

なで肩の人
つり革を長時間
つかまないほうがよい

なで肩の人は長時間立ったまま電車のつり革につかまっていたり、長時間重いものを持っていると、手・首・肩・指に痛みやしびれ、だるさの症状が見られるようになる。
これは胸郭出口症候群といわれる病気で、鎖骨と肋骨との間が狭い、なで肩の人がなりやすい。肩から上に腕を上げる動作や長時間重いものを持っていたりする動作によって起こり、冷感、頭痛、吐き気、めまいなどの症状をもたらす場合もある。患者は20〜30歳代の女性が最も多いので注意が必要である。首、肩周辺の筋力の強化が保存療法の中心である。

 

○あなたはエプロンを後ろで結べますか?○

腕を後ろに回して、エプロンのひもを結ぶときに肩に強い痛みを感じるようなら、あなたは五十肩の可能性がある。
五十肩は医学的には肩関節周囲炎と呼ばれ、腕を上げたり、後ろに回したりすると肩が痛むのが特徴。40〜50歳前後の女性に多く発症し、上着の袖に腕が通せなくなったり、帯を結べなくなったり、髪を洗うこともできなくなったりする。痛みには個人差があり、数か月から1年ぐらいで自然に痛みが治まるケースが多い。夜に寝ていても睡眠が妨げられるほどの痛さを感じるようなら、早めに治療することが大切である。
アイロンや同程度の重さの物(水を入れたペットボトルなど)を持って、振り子の要領で行なうアイロン体操や、タオルを両手で持って後ろで上下する運動など、家庭でできる五十肩体操も予防や治療に効果的。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]