関節の痛みをとるVol.7《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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膝が痛くなりやすい人
常にサポーターを
着けておくとよい

膝を固定して変形を防ぐためにつけるサポーターは、痛くて歩けない場合などに着けるものであり、痛くなりやすいから着けるというのでは、いつまでたっても治らない。
常に着けていると、サポーターに頼りすぎて、決してよい結果は得られないばかりか、膝から下の部分の血流が悪くなって、むくみや腫れが出るおそれがある。最も大切なことは関節の前面の大腿四頭筋を鍛えることである。大腿四頭筋は膝関節のショックアブソーバーとして、極めて大切な筋肉で、いったん萎縮すると、機能訓練をしてもなかなか元に戻すことは難しく、回復させるまで数年を要する場合がある。

膝の「水」はすぐに
抜かなければならない

 

「水」が少ない状態であれば、すぐに抜く必要はない。
関節にたまった「水」とは、関節液(滑液)プラス滲出液のこと。関節液は関節腔の中に正常の場合で1〜4㎖ほどあり、これに炎症による滲出液が加わると大量(30㎖以上)にたまる。その結果、関節が動きにくくなったり、痛みが起こったりする。「水」のたまり方が少ないときは、炎症を抑える非ステロイド系の消炎鎮痛剤の服用が第一選択であるが、「水」のたまり方が多く、痛みが強いときは関節液を注射器で抜くことが必要になる。
注射器で抜く治療では感染のリスクも予想されるので、医師の説明をしっかり聞くこと。

 

膝痛の人は
階段を
上り下りすると
悪化する

階段の上り下りは膝への負担が大きいので、膝痛の人の場合は症状がさらに悪化する。
階段を上り下りするときは、1段ごとにカラダの重心を上げたり下げたりすることになり、上るときには膝に体重の約3.5倍もの圧力が加わるという研究結果がある。このように膝を酷使しすぎると痛みを増幅させる要因になる。痛みがある人は、階段を避けてエレベーターやエスカレーターを使うか、上るときに痛くないほうの足から、下るときには痛いほうの足から、1段ごとに両足をそろえながら行なうように心がけたい。

 

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]