関節の痛みをとるVol.5《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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低気圧になると
腰の痛みが
ひどくなる

腰の痛みは気圧の変化に影響される。理由は証明されていないが、気圧が低下すると、慢性の痛みが増すというのは経験的事実である。
整形外科を訪れる患者には、雨の日に痛みがひどくなる経験を持つ人が多く見られ、中には前日の痛みの程度から翌日の天気予報ができる人もいるほど。特に慢性的に疼痛を抱える人は敏感で、雨が降り出す前に痛くなり、雨が降った後は痛みが弱まるという。
気圧の変化のほか、温度が低下したり、湿度が上昇したりするときにも痛みが強まる。梅雨時に部屋の中にいるときには、湿気を少なくするとよい。

サンダルを履くと
腰痛が軽減できる

サンダルやぞうり、スリッパなど底が薄くて平らなものを履くと、歩いたときの衝撃が腰に大きく伝わるので逆効果。
腰痛を軽減するには、ヒールの高さが3㎝前後の靴を選ぶとよい。ただし、それ以上高いハイヒールの靴を履くと、つま先立ちとなり、バランスをとるために膝を少し曲げるので、腰への負担が大きくなる。ウォーキングシューズやスニーカーは、腰や膝への衝撃を少なくするので腰痛の予防にも役立つ。

 

 

外反母趾は腰痛の原因になる

 

外反母趾は足の親指のつけ根が変形して痛みを引き起こす病気で、左右の足のどちらかが痛くなる場合が多い。そこをかばうために横ぶれに歩くことになり、腰に負担がかかって腰痛の原因になる。外反母趾の患者は圧倒的に女性に多く、偏平足と合併しているケースが多く見られる。また、親指が第2指より長い人は要注意。
先天性のものがまれにあるが、靴との関係が広く知られている。靴を選ぶときは、①前足部が丸いもの、②つま先に1㎝程度の余裕のあるもの、③履いたとき、足の甲が圧迫されないもの、④弾力性のある素材が使われているものなどをポイントに。

 

○成人の外反母趾と若年性外反母趾○

外反母趾になる人は男性よりも女性に多い。その理由は、女性は関節が柔らかく、筋力も弱いという体質的特徴があり、ハイヒールなど足に合わない靴を履く機会が多いためである。外反母趾かどうかの判断は、内側に曲がっている親指の付け根の角度(外反母趾角)が15度以上の場合。発症する年齢層では、45〜50歳と20歳代半ばから後半にかけての人たちに多く見られるが、10〜18歳前後の場合には、一般に若年性外反母趾として成人の外反母趾とは区別される。
若年性外反母趾は関節や筋肉などの先天的・遺伝的な要因を特徴とするもので、その治療には運動療法や装具療法が有効である。運動療法では、曲がった親指の周囲にある筋肉を鍛えるストレッチングや、両足の親指にバンドやひもを渡して引っ張る体操などを行なう。日常生活では、こまめに靴を脱ぐ習慣をつけ、長時間の歩行を避けるようにする。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]