精神的ストレスは腰痛症の原因になる《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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精神的ストレス
腰痛症の原因になる

 腰痛を引き起こす二次的な原因として、精神的・社会的なストレスがある。
仕事上や友人関係の悩みなどで強い精神的ストレスを受けると、交感神経が緊張して血管が収縮し、そのため血液循環が悪くなって腰痛になりやすくなる。また、ストレスで心理的に落ち込むと姿勢が悪くなるなど、腰痛になるきっかけを増やすことにもなる。
腰椎に疾患や損傷が見られないのに疼痛を感じる心因性の腰痛症の場合は、精神科、心療内科などでストレスの原因を取り除く治療が行なわれる。

○「痛み日記」で日々の痛みを管理○

「痛み日記」は、1日における日常の生活動作と、そのときに感じた痛みの程度を点数(一番強い痛みを10とする)で記し、痛みに特別の変化があったときは言葉で表現するもので、受診の際に役立つほか、回復を早めることにも有効。このほか、カレンダーに○△×などの記号で痛みを記録する方法もある。
ミステリー作家の夏樹静子さんは、著書『椅子がこわい、私の腰痛放浪記』(文春文庫)で、痛みの程度や心の状態などを「+」「−」「±」で記した経過表を使って、医師と何度もファックス交信した体験を紹介している。

赤く腫れて局所に
熱のある急性の痛み
患部を冷やすとよい

 温めるか、冷やすかの判断基準は、そのときの状態によって異なる。赤く腫れて局所に熱のある急激な痛みのときは、冷やしたタオルやアイスパックで冷やしたほうがよい。
感染のない慢性の痛みは、温めるようにする。患部を蒸しタオルや使い捨てカイロなどを使って温めると、血液循環が促進されて痛みを出す成分が洗い流され、また筋肉などの組織の緊張もゆるんで痛みが軽減する。「感染による痛みや局所に熱があり、赤く腫れた炎症による急性の痛みは冷やし、感染がなく、局所が赤く腫れておらず熱がない慢性の痛みは温める」という基本を覚えておこう。打撲、捻挫なども急性期(受傷後数日)は冷やすのが基本。

 

腰痛のときは
セックスをしてはいけない

 

 痛みが強まるなどの負担を感じなければ、セックスしてもよい。
セックスはさまざまな悩みやストレスを解消させる効果がある。しかし、腰の痛みを抱えると、どうしても精神的に消極的になり、意欲も減退して性生活が不調になりがち。家庭内や恋愛関係にトラブルが生じないように、2人でよく話し合い、負担のかからない体位を工夫しながら、セックスを楽しむ余裕を持つことが大切である。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]