太った人ほど 腰痛や膝痛になりやすい《ウソなの?ホントなの?》

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太った人ほど
腰痛や膝痛になりやすい

肥満は膝痛や腰痛の大きな原因の1つで、患者には太り気味の人が多い。
肥満になると、おなかを前に突き出す姿勢になり、バランスをとるために上半身が後方に反る「反り腰」になって腰痛を引き起こしやすくなる。
また、膝にかかる負担は平地をただ歩くだけで約3倍になるといわれており、例えば体重が3㎏オーバーすれば負担は9㎏増えることになり、こうした状態が長期間続くと膝関節の変形を招く。太り過ぎると運動不足にもなりがちなので、自分のベスト体重を維持することが大切である。

 

○あなたのベスト体重は?○

標準体重の一般的な計算式は、標準体重=(身長−100)×0.9 で求められる。計算した結果、自分の体重の4〜5kg増減は許容範囲であるが、それ以上の場合は肥満。
もう1つの計算方法はBMI(体格指数)と呼ばれる指数で、これは肥満かどうかを測る世界共通のものである。計算式は BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)で、計算した結果が25以上の場合が太りすぎ。たとえば体重が60kgで身長が1.5mの人では、60÷1.50÷1.50=26.7 となり、肥満になる。このBMI指数では 18.5〜25未満が正常域で、18.5未満はやせていることを示す。

 

腫れの痛みをガマンできれば
痛み止めの薬
飲まなくてもいい

 

関節が腫れて痛くても、「多少の痛さならガマンできるし、あえて痛み止めの薬を飲まなくても……」と言う人がいるが、これは間違い。
関節が腫れていたり熱っぽさがあったりするのは、その部分に炎症がある証拠。痛み止めの薬として使われる消炎鎮痛剤には、炎症を抑える働きがあり、まずは炎症をしずめることが肝心である。炎症が治まれば、消炎鎮痛剤を飲むのを中止し、ふたたび炎症が見られるようになれば、また飲むようにする。

 

 

貼付剤を何回も
貼りかえれば
痛みが早く改善する

医師から処方される貼付剤(経皮鎮痛消炎剤)は痛みを和らげるための貼り薬で、自分で勝手に1日に何回も貼りかえることは逆効果。
貼付剤には冷感タイプと温感タイプのものがあるが、少し試して気持ちがいいと感じるほうを選べばよい。ただし、患部に湿疹やかゆみが出る場合もあるので注意が必要。貼り方は、痛みのある部分全体をおおうようにするが、適当に切り込みを入れると貼りやすい。また、入浴後に貼るとさらに効果的。受診した際には、貼り替えの仕方についても医師に確認しておこう。

 

○腰痛の保存療法○

腰痛の治療法には大きく分けて手術療法と、手術を行なわずに治療する保存療法がある。保存療法には、薬物療法、ブロック療法、理学療法があり、薬によって炎症や痛みを軽減する薬物療法では、消炎鎮痛剤(経口、坐薬、注射)、筋弛緩剤、貼付剤、血流改善剤、ビタミン剤などが処方される。急性の激しい痛みの場合には、硬膜外ステロイド注入などによるブロック療法(局所ブロック、神経根ブロック)が行なわれる。
また、カラダの機能回復を目的とした理学療法は運動療法と物理療法に分けられ、筋肉などの能力低下の治療では運動療法が重要視される。物理療法は温熱やレーザー光線など物理的な手段で治療するもので、牽引療法、温熱療法、寒冷療法、水治療法、光線(電磁波)療法、電気療法、超音波療法などがある。このほか、木工、絵画、舞踊など具体的な作業を通じて機能回復を図る作業療法がある。

 

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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]