胃をなおすVol.4《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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起きぬけに
コーヒーを飲む
胃が荒れる

 コーヒーに含まれるカフェインには、胃液の分泌を促進する作用がある。空腹時に胃液が分泌されると、[攻撃因子]が[防御因子]を上回り、胃粘膜が障害され、炎症を起こしやすいのだ。
これを防ぐには、コーヒーにミルクを入れることがおすすめだ。アルカリ性のミルクには胃液の酸を中和する働きがある。また、ミルクの乳化された脂肪分は胃の粘膜も保護し、カフェインの攻撃因子から胃を守ることができる。

お酒を飲む前に
牛乳を飲む
悪酔いしにくい

 アルコールは胃液の分泌を促進するとともに、それ自体が胃粘膜を傷つける[攻撃因子]でもある。飲酒は胃炎や胃潰瘍の原因となるだけでなく、高濃度のアルコールは胃ガンのリスクさえ高めてしまう。
これに対し、牛乳の乳化された脂肪分は、胃の粘膜に薄い膜を形成し、アルコールの吸収速度を和らげると言われている。また、牛乳はそのタンパク質が胃酸を中和し、脂肪の膜がアルコールの毒性から粘膜を保護する[防御因子]として働く。酒の席で牛乳はちょっと気がひけるという場合は、チーズなどの乳製品をつまみにするのも良いだろう。
ただし、いくら牛乳に胃の保護作用があるといっても、お酒を大量に飲んでも平気というわけではない。やはり、自分の意志で深酒をセーブすることが重要だ。

絶食をすると
胃腸に悪影響がある

 絶食療法は、古来から体調を整える方法として知られている。イスラム教や仏教はじめ、宗教でも絶食(断食)を推奨しているケースは多く見られる。
絶食により消化管や肝臓などの臓器を休養させ、精神活動を高めることができると言われている。現代医学でも、重度の消化器疾患(胃炎や胃潰瘍、腸炎、膵炎、胆のう炎など)に対しては、食事を止め、消化管を安静にすることで治癒を早めることができるとされている。
ただし、糖尿病や肝臓病がある場合などは、絶食が病状を悪化させることがあるので、医師の許可なしに行なってはいけない。また、潰瘍も絶食によって症状が悪化する可能性があり、医師の管理のもとで行なう必要がある。
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読むサプリ編集室
「新よむサプリシリーズ」は、クイズ形式でのミニ知識<ウソなの?ホントなの?>や、ダイエットの真実を知る<薬膳レシピ>などを提供。根拠にもとづく健康選択ができるよう応援しています。
[記事提供:株式会社読むサプリ出版]