女性ホルモンは骨が弱くなるのを防ぐ《ウソなの?ホントなの?》

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女性ホルモン
骨が弱くなるのを防ぐ

 骨代謝がスムーズに行われるためには、骨に働きかけるホルモンが正常なバランスで働くことが必要。女性ホルモン(エストロゲン)は、骨を溶かす副甲状腺ホルモンの働きを抑制し、それを防ぐカルシトニンの働きを促進している。つまり、女性ホルモンは骨から過剰にカルシウムが失われることを防いでいる。

○女性ホルモン充填療法に代わる「塩酸ラロキシフェン」○

 女性ホルモン(エストロゲン)は骨の形成に深くかかわり、骨代謝のバランスを取ることで健康な骨を維持している。骨は破壊(骨吸収)と再生(骨形成)を繰り返し、日々生まれ変わっている。しかし、閉経後の女性は、エストロゲンの分泌の低下に伴い、急激に骨量が減少する。そこでエストロゲン製剤を投与し、不足するホルモンを補うのが女性ホルモン充填療法だ。
しかし、エストロゲン製剤は骨だけでなく、乳腺や子宮にも過剰に働くため、乳がん、子宮がんの発生率が増加するという致命的な副作用を持つ。
2004年5月、エストロゲン製剤に代わる画期的な新薬が国内で販売されるようになった。それが「塩酸ラロキシフェン(商品名エビスタ)」だ。塩酸ラロキシフェンは、骨にのみエストロゲンと同様の働きをし、乳腺や子宮には働きかけない。つまり、がんのリスクを高めずに骨量の低下を防ぐことができる治療

骨が太い人
骨が丈夫で、
骨が細い人
骨折しやすい

 骨は見た目の太さで強度が決まるわけではない。あくまでもその質、骨密度などで丈夫か、そうでないかが決まるわけだ。
同じ骨質で比べれば、太いほうが丈夫だとはいえるが、骨粗鬆症のように骨の中がスカスカだと、いくら太くても骨はもろい状態になっており、少しの衝撃で簡単に骨折してしまう。
ただし、身長が低く、しかも痩せている人は低骨量のリスクがあるので、骨折しやすい場合もある。

カラダが
固い人
骨も硬い

 体の柔軟性と骨の硬さには何の関係もない。体の柔らかさは筋肉やじん帯の問題。
筋肉やじん帯も、動かさなければ徐々に弾性を失ってしまう。ストレッチ運動を毎日行えば、ある程度は体の柔軟性を取り戻すことができる。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]