鉄のフライパンで調理すると、鉄分が補給できる《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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鉄のフライパン
調理すると、鉄分が
補給できる

 最近、鍋やフライパンのほとんどが、アルミ、ステンレスやほうろうびき。これらの調理器具は焦げつかないので料理がきれいにでき、洗浄が簡単とあって、昔ながらの鉄製のものは少ない。
しかし、鉄製調理器具には最大の利点がある。たとえば鉄製のフライパンで炒め物をつくると、フライパンの表面から溶け出した鉄分を加えることになり、鉄剤を別に補足しなくても、鉄の補給ができる。鉄鍋で長時間じっくり煮込むか酢を使った料理であれば、さらに多くの鉄分を料理に取り込むことになる。鉄鍋の鉄は、野菜や卵などと同様、体内に吸収されにくい非ヘム鉄。しかし体内に入ると吸収されやすい二価鉄に変わるのである。
ある実験によれば、鉄のフライパンで酢豚4人分をつくると、30分の調理で鉄分4〜5㎎が料理に溶け出し、鉄鍋でビーフシチューを4人分2時間煮込むと、11〜12㎎が料理に溶け出した。

○鉄鍋とステンレス鍋の鉄の溶出量の違い○

ストレスは貧血の
引き金になる

 ストレスを受けると、食欲不振になり、胃の機能が低下する。鉄分は健康な成人でも、摂取した量の1割程度しか体内に吸収されないため、胃の機能が低下すると、この吸収率が低くなり、いつのまにか貧血予備軍になっていることがある。
また、女性はストレスを引き金として、月経不順による過多月経、不正出血になり、貧血を起こすことがあるので、注意したい。

太っている人は、
貧血にならない

 太るのは、食べ物から摂取するエネルギーが、日常生活や運動などで消費するエネルギーより多いためで、要するに飲みすぎ食べすぎ。ところが、必要な栄養素をまんべんなくとりすぎるということはなく、多くがアルコール、肉やケーキ、チョコレートなど、たんぱく質や脂質、糖質など、エネルギー源に偏った栄養の過剰摂取。鉄分や鉄分の吸収を助けるビタミンCやB群など貧血を予防する栄養素は、かえって不足がちになることが多い。

 

 

○アルコールの適量と注意○

諸説があり、個人差がはなはだしいが、1日あたり日本酒で1合、ビールは大瓶1本、ワインはグラス2杯、ウイスキーはダブル1杯。
お酒を飲むときは、高脂質、高カロリー、塩分過多にならないように注意し、意識して鉄分などの吸収を助ける良質なたんぱく質をとり、ビタミン類を積極的にとるようにする。大酒飲みが偏食によって葉酸を欠乏させ、巨赤芽球性貧血になる例がある。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]