タバコを吸う人は歯周病になりやすい《ウソなの?ホントなの?》

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タバコを吸う人
歯周病になりやすい

 タバコに含まれるニコチンは、歯グキを傷つけ、その修復を妨げるほか、口のなかを守っている白血球の機能を衰えさせると言われている。
また、タバコを吸うと血管が収縮することが知られているが、血液の循環が悪くなると、歯や歯グキにまで栄養が行き届かず、防御機能も衰えてしまい、歯周病になりやすくなる。
喫煙者の場合、歯周病は若いうちに発症し、その進行も非喫煙者に比べて速くなる。また、歯についたタバコのヤニは、一度つくとなかなか取り除くことが難しい。「ヤニをとる」歯磨き粉は、ヤニを落とす効果より、むしろそれに含まれる強力な研磨剤によって健康な歯まで傷ついてしまうリスクのほうが大きいかもしれない。

歯周病は中高年以降
かかる病気だ

 歯周病はプラークが原因となって起こる感染症で、歯と歯肉のすき間の深さが4㎜以上ある状態を歯周病と言う。歯グキが腫れて血が出る、歯がグラグラするなどの症状が現れ、歯槽骨が破壊された状態になると歯槽膿漏である。一般的に中高年からが歯周病にかかりやすいとされているが、最近では20代後半あたりから歯周病になっている人もいる。若いうちは大丈夫などと思わずに、歯周病予防のためのお手入れを行なっておくことが大切だ。
また、思春期ごろの若い人に起こる歯周病もある。このような若年性の歯周病は、免疫力が弱いのが原因で、遺伝が大きく関係していると言われている。磨き残しが少しあるだけでも歯周病になりやすいので、口のなかはつねに清潔に保っておく必要がある。

緑茶でうがいをする
歯周病予防になる

 緑茶に含まれるカテキンの殺菌作用が歯周病にも効果があるように言われている。しかし、実際はカテキンに歯周病の菌をやっつけるほどの殺菌作用はないのだ。これはむし歯についても同じことである。
食後など細菌が歯の表面についたばかりなら、うがいの水流で洗い流すことは可能だが、それをお茶にしたからと言って効果が上がるものではない。歯磨きができないときのちょっとした予防には役立つかもしれないが、やはり歯磨き以上の効果は期待できない。
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読むサプリ編集室
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