ボケの進行!周囲の対応が原因《ウソなの?ホントなの?》Vol.5

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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ボケている人に対して
怒ってしまう
ボケが進行する

ボケの人の症状や行動はしばしばまわりの人を困らせる。昨日まで正常だった人が外見はまったく同じなのにトンチンカンなことをするのだ。周囲が理解するまでには時間がかかる。わかっていたとしても時にはほんとうに腹が立つこともある。

しかし、こんなときに怒ったりするとボケの人のプライドを傷つける。その結果、不安やストレスになり問題行動を引き起こすきっかけになることもある。痴呆の初期には自分自身で症状に気づいており、そのためにうつ状態となっていることも多いことを理解しよう。

また、被害妄想・嫉妬妄想・徘徊などボケた人の問題行動は、他人には理解できず本人にはそれなりの理由や目的がある。妄想が起きたときなどは本人の訴えをよく聞いて、不安を取り除くように接することが大事だ。ボケが進んで言うことが理解できなくなっても接する相手の心や気持ちはわかるのだから不思議である。

ボケている人の
部屋を模様替え
すると
ボケの症状が
悪化する

ボケた人にも住まいや自分の部屋は安全で、快適な空間という意識がある。引っ越しや模様替えでそうした空間が急に変わると、自分の世界が喪失したような気持ちや不安感を生み、大きなストレスを与えることになる。正常な人に比べて環境の変化に脳が対応しきれないからだ。

特に女性は身の回りの家具や調度品、庭の花壇、近所のたたずまいなどにも愛着を感じており、部屋の中のカーテンひとつを変えるにもさりげなく勧めたり、きれいな部屋に変わるからと促し自分から望ませるなど、決して無理強いはしないことだ。

自分自身の考えを押し付けずに相手の気持ちや考え方を優先することが大切だ。

ボケると
性格が変わる

 

ボケがある程度進んでくると、性格の変化に気づかされることが多い。性格が変わるといっても人が変わったようにではなく、もともとあった性格が極端になるという変化が多い。気短な人が脳卒中で痴呆になるとますます短気になるなど、抑制系の働きが悪くなる方向で起こる。
別な言い方をすると頭が固くなる、頑固になる、わがままになるなど、もともと持っていた性格が強く表面に出てくるような変わり方をする。ボケてくると長所よりも短所が際立ってくることが多いようだ。
また、病初期には、自身がボケに気づき、そのため抑うつ状態になることがある。不眠や頭痛・肩こり・めまいなどの身体症状が前面に出る場合もある。また、反社会的な行動(盗み、性行動)などが出てくることもある。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]