ペットでボケ防止!晩酌やタバコは?《ウソなの?ホントなの?》Vol.4

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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毎日晩酌する人は
ボケやすい

 毎日晩酌を楽しむつもりなら日本酒ならせいぜい2合どまりだ。それ以上を毎日飲むとアルコール依存症の危険が大きくなる。また、アルコール依存症の患者の脳は栄養が偏るために萎縮しやすいことがわかっている。
当然、アルコール依存症がボケの危険因子になるのは明らかである。また、個人差があるが毎日3合以上飲む人はアルツハイマー型痴呆になりやすいという報告もある。いずれにしろ飲み過ぎが脳だけでなくカラダによくないことはわかりきったこと。
純粋アルコール量として、男性は1トン、女性は半分の500キログラムで肝硬変になるとも言われている。日本酒1合の純アルコール量は28グラム、1日1合飲むと1年で10キログラム、5合なら50キログラム。つまり、20年で1トンとなるわけ。
適量ならアルコールは善玉コレステロールをふやし血行をよくする。度をすぎれば、単なる自殺行為ということになる。

タバコを吸う人はボケやすい

 タバコ会社が「喫煙は肺がんの原因になります」と製品に大きく明記するなど、一段とタバコに対する世間の風当たりは強くなる一方だ。タバコが健康に悪いことはいうまでもないが、愛煙家の中には健康上のマイナスを覚悟のうえで喫煙を楽しんでいる人もいる。
個人の自由と自己責任の範囲であれば、他がとやかくいうことはないが、喫煙者が吸う煙(主流煙)に対し、タバコの先から立ちのぼる紫煙(副流煙)には、実は有害物質量が主流煙よりも多く含まれている。
またニコチンが中枢神経や末梢神経を興奮または麻痺させたり、血管を収縮させることもよく知られている。喫煙は善玉コレステロールを低下させ、悪玉コレステロールをふやし動脈硬化を促す危険が大きい。
したがって脳血管性痴呆になる危険もそれだけ大きいといえる。アルツハイマー型痴呆との関連では、タバコのニコチンは強い神経伝達物質で脳を刺激しボケを防ぐという主張もある。しかし、タバコが原因とされるアルツハイマーや痴呆の例の報告が米国を中心に急増している。

ペット
飼っていると
ボケにくくなる

 イヌやネコを連れて散歩する、家の中では家族の一員として存在する。それだけで人と人との交流が生まれ、家族のきずなが深まることも少なくない。ただかわいがって動物を飼うことから始めても、しだいに世話をするうちに愛情がわき、一緒にいることで心が穏やかな気持ちになるから不思議なものだ。
これは、脳の中にあるミラーニューロンという神経細胞の働きによるところが大きい。ペット自体が心を持つかどうかは謎であるとして、人間には心が存在する。この心の原型がミラーニューロンである。この神経細胞は脳の前頭葉にあり、相手の身振り手振りを物まねするように働く。ミラーニューロンで相手の動作をまねることで、相手の気持ちや行動を予測することができる。これが心の原型であるといわれている。人はこのミラーニューロンによって心を発達させたといっても過言ではない。
ペットを見たとき、人間はそのペット自体のしぐさをミラーニューロンと以前からの記憶によって照合させ、ペット自体に心があるように感じる。そういった意味では、ぬいぐるみでもいいわけであるが、自発性を持って活動する点でペットのほうが優れている。
実際、ペットとのふれあいがもたらす心身への効果についての研究も進んでいる。いわく、ペットは高血圧患者のストレスを軽減する、ペットを飼っている人は心臓病にかかりにくい、子供はペットと遊ぶことから思いやりの精神を養う、お年寄りの健康によい結果をもたらすなど、さまざまな症例が報告されている。
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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]