ニキビはつぶしたほうが治りが早い?ウソなの?ホントなの?

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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赤く炎症を起こして化膿したニキビは絶対につぶしてはいけない。ニキビの皮脂腺の周囲には活性酸素を持った好中球(白血球の一種)がたくさんある。ニキビをつぶすと、この好中球の活性酸素が周囲に飛び出して皮膚を傷つけてしまうのだ。
活性酸素はもともと体内に侵入してきた細菌をやっつけるための物質だが、暴走するとガンも発生させるくらいの強力な毒性を持っている。その活性酸素が皮膚の表面に大量に放出されれば、皮膚には大きなダメージが残ってしまう。色素沈着はもちろん、真皮が傷ついて皮膚が陥没することも多い。繰り返しつぶしたりすれば毛穴の周辺にも炎症が広がり、広い範囲で凸凹が残る可能性も大きい。
ニキビが化膿してしまったら、皮膚科で早めに処置を受けよう。

むだ毛を剃る
毛が濃くなる

よく「かみそりなどでむだ毛を剃ると毛が濃くなる」と言われるが、これは間違い。毛は根元に近いほど太くなっていて、そのもっとも太い根元の部分をカットするわけだが、ここは毛の断面積が広いために、伸びた毛が太くなったように見えるのだ。
むだ毛を処理するときにもっとも気をつけなければならないのは肌に負担をかけないこと。切れ味の衰えたかみそりは角質まで削ってしまう危険性があるので使わないように。また、処理後は皮膚が薄くなるので乾燥しがち。必ず乳液などを塗って皮膚を保護するようにしよう。
なお、毛抜きを使っての処理は、毛根や毛母細胞を痛めてしまうのでおすすめできない。続けると毛穴が盛り上がって、ぶつぶつ肌になってしまうこともある。最近はレーザーや光治療などで簡単に脱毛できる。

 

顔を剃ると
肌のくすみが取れる

 

顔の表面には無数の毛穴があり、たくさんのうぶ毛が生えている。鼻の下などを除けばごく細い毛なのだが、やはり本数が多いので、うぶ毛があると顔がくすんで見えるのは確かだ。剃れば当然顔色が明るくなり、あか抜けた印象になる。また、剃ると角質層も同時に削ることになるので、表皮の代謝(ターンオーバー)が亢進し、くすみを取り除く効果もある。
その一方で、肌にかみそりを当ててむだ毛を剃るという行為は決して肌にいいものではない。どんなに上手に剃っても角質層は傷ついてしまうもの。肌の健康のためには本来、顔は剃らないほうがいいのだ。
しかし、実際にはそうも言ってはいられない。次の点に気をつけて、できるだけ肌を痛めない工夫をしよう。
①よく切れるかみそりを使う。
②シェービングフォームを使って
肌にかかる摩擦を軽減する。
③処理後は必ず保湿する。
むだ毛処理に関しては、毎日ひげを剃る男性向けの商品のほうが品質のよい場合がある。かみそり、フォームなどは男性向けのものを使用してもよい。

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読むサプリ編集室
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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]