アレルギーはなくせるVol.4《ウソなの?ホントなの?》

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記事提供:読むサプリ出版「新よむサプリシリーズ」
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スギ花粉の多い
地方都市は、
大都市部より
スギ花粉症が多い

日本人の10〜20%の人がスギ花粉症にかかる(北海道ではシラカバ花粉症など)。そして、スギ花粉が少ない大都市部の住民のほうが、花粉が多い地方都市や山間の人より、スギ花粉症になる人が多い。大都会では大気汚染(主として、ディーゼル自動車の排出微粒子)が花粉症を促進する環境因子としてかかわるからだ。
2003年10月からの東京都など大都市でのディーゼル車規制はアレルギーの面からも仕方のないところだ。しかし、ディーゼル車にDPF装置を装備するという現在の規制では、浮遊粒子状物質(SPM)は改善されているものの、より小さな微小粒子(PM2・5)は取り除けない。「米国並みの規制を!」と望む人も多いが、実は米国では大型トレーラーでもガソリン車が主流なのだ。

犬や猫などの
ペット
アレルギーはない

ペットの毛やフケが人間様のアレルギーのもとになることはよく知られているが、ペットにもれっきとしたアレルギーがある。サル山のサルのくしゃみはニュースになるほどだ。同じ脊椎動物だから、ヒトとの遺伝子の違いも驚くほどではない。
○ノミアレルギー
ヒトの場合と同様に、ノミの唾液で起きる。ノミは栄養のため、犬や猫の皮膚をかんで血を吸う。そのときノミの唾液が体内に入り、かゆみの強い皮膚炎を起こす。愛犬家、愛猫家はしっかりノミ駆除対策をすること。
○アトピー性皮膚炎
アレルゲン(原因物質)はハウスダストや家ダニ(死骸もカラダの一部も)。これらを吸い込むことで、耳や目の回り、わきの下、後ろ足の内側、指の間にかゆい皮膚炎ができる。家の中の湿った場所や掃除が行き届かない隙間などを、排気で拡散されない掃除機で清掃することにつきる。人間様の家族のアレルギー対策にもよい。
○接触アレルギー
首輪や敷物、服などに何度も接触するうちに起きる。
○花粉アレルギー
日本ザルが春先にかかるスギ花粉症など、くしゃみや目や皮膚のかゆみなどの症状が出る。アレルゲンは人間と同じで、春先の草や樹木の花粉、夏から秋のイネ科などの雑草・芝、牧草など。
すべての対策は人間と同じ。獣医によって抗アレルギー薬が処方される。

 

スギ花粉が飛ぶ量は予測できる

スギ花粉症は1960年代以降に急増している。これは第二次大戦中にスギの植林を奨励したこと、そして日本の木材が国際価格に太刀打ちできず山林が伐採できないこと、さらに大気汚染が進んだことが追い打ちをかけたことによる。
この大量のスギ花粉は、前年の夏の気候(暑さ)や花粉が飛ぶ頃の天候から予測できる。最近は、花粉の長期予報だけでなく、スギ花粉症の季節には気象情報と一緒に花粉情報が発表されるので、それなりの対策をとりたいものだ。

 

○インターネットで花粉情報をゲットする○

環境省<関東・関西地区> http://kafun.nies.go.jp/

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[記事提供:株式会社読むサプリ出版]